フォーサイトクリエイションです。
コロナの影響で、対面での営業機会が減少していると感じている企業が増えています。
このような状況となり、ウェブマーケティングの重要性を再確認している方も多いのではないでしょうか?

今回は、ウェブマーケティングでも重要な役割を担うマーケティングオートメーション(MA)を導入できるオープンソースMauticのご紹介をさせていただきます。

※マーケティングオートメーションについては下記をご参照下さい。

マーケティングオートメーションについて簡単にまとめると…
・ウェブサイトをできる営業マン化するために、訪問者の状況(訪問回数や閲覧ページの種類、問い合わせの有無など)で表示する情報を変えたり、メールを配信したり、という様な一連の作業を自動化するツールということになります。

無料のMAツールMautic(モーティック/マウティック)とは

無料での導入が可能

導入コストが大きくなってしまうMAツールですが、このMautic(モーティック/マウテック)は、オープンソースで作られています。
つまり、一般的なクラウド型MAツールのように月額固定費用やアクセス数による費用加算も必要ありません。
もちろんオープンソースですので、ツールの購入費なども必要ありません。
日々、改良されておりますのでで有料のMAツールと比べても機能的に大きく劣るということもありません。

関連記事:マーケティングオートメーション(MA)とは?アクセス解析との違いは?

無料のオンプレミス版と有料のクラウド版

Mauticツールは、「オンプレミス版(ウェブサーバーにツールを自分たちでインストール)」の利用は無料です。
自分たちでインストールや設定が難しければ、有料になりますが
ACQUIA が提供するクラウド型「Mautic Pricing」が利用可能です。

機能的には、クラウド版もオンプレミス版も違いはありませんが、
クラウド版ではレスポンスの遅延などの報告が多数あるようです。

そのため、少しハードルは高くなりますが、自分達で用意したウェブサーバーにインストールすることをおすすめします。

Mauticを導入するウェブサーバーについて

Mauticは、
・高度な処理要求を行うため、サーバーの機能を専有する可能性がある。
・問い合わせフォームのデータなどの個人情報を保有するためセキュリティ面での考慮が必要。
など一般的なウェブサイトよりもサーバーに対する要求スペックが高くなります。

セキュリティなどを考慮し、可能な限りウェブサイトとは別にウェブサーバーをご用意いただく必要があります。
また、共用サーバー(一つのサーバーを複数のアカウントで共有)ではなく専用サーバーであることが好ましいです。

MauticとWordPressで制作したウェブサイトを連携させる方法について、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

関連記事:WordPress+MW WP Form+Mauticでマーケティングオートメーションを実現

Mauticでできること

主な機能を簡単にまとめると

1. コンタクト(リード)の管理
2. キャンペーンの作成・管理
3. 自動メール送信
4. フォームの作成
5. ランディングページの作成
6. アセットの管理

このような機能があります。

1. コンタクトの管理

Mauticを導入しているサイトに訪問すると自動的にコンタクトが生成されます。
これは、Googleアナリティクスとは違い、個人を特定できますので、
「3日後に再び訪れた」「8ページ分閲覧してから問い合わせを行った」など個人の行動履歴が簡単に追うことができます。
また、問い合わせフォームなどを使用し個人情報が得られれば、その個人情報と
過去の行動履歴がひも付きさらに個人へのアプローチへの情報が濃くなっていきます。
※Mautic上では、コンタクトと表示されますがこれはマーケティング用語のリード(見込み客)と同義です。

関連記事:【連携で営業強化】マーケティングオートメーションと顧客管理システムの連携メリット


キャンペーンの作成・管理

行動シナリオ設定によりコンタクトの行動ごとにアクションを設定できます。
・新規と再来訪で、違うポップアップ記事を表示する。
・WEB広告の検索キーワード別に、違うポップアップ記事を表示する。
・問い合わせ1週間後、2週間後に検討確認のメールを配信する。
・サービス紹介のページに2分以上滞在した訪問者には、次回訪問時に無料体験紹介ページを表示させる。
などが行えます。

3. 自動メール送信

キャンペーンでのメール配信などで使用する自動メールの設定ができます。
メールの一括送信なども行えますので、メーリングリストとしての使用も可能です。

フォームの作成

デザインの自由度はありませんが、
問い合わせフォームや資料請求フォームなどを作成できます。
導入サイトのデザインにフィットさせるには、ウェブデザインの知識が必要になります。

ランディングページの作成

ランディングページの作成も可能です。ある程度デザインも用意されていますが、海外向けのものが多く日本国内で使用する場合は、独自のデザインを導入する方が良いと思います。

アセットの管理

ファイルのダウンロード機能を設定できます。
コンタクトに詳細が登録されますので、ダウンロードされたファイルごとに行動履歴を追うことが可能になります。

このように様々な機能が導入可能です。しかし、MAツールの導入で最も大切かつ難しいのはシステムの設定でもインストールでもありません。それは行動のシナリオ作りです。

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監修者情報

 

株式会社フォーサイトクリエイション

代表取締役 村田 雅利

大学卒業後、大手スポーツメーカーの営業としてトップの売上実績を残し、もっと営業スキルを磨くために転職した広告代理店でも年間売上数十億円と売上に貢献。そして広告をもっと深く知るために、事業モデルの構築や土地開発から関われる商業施設のプロデュース及び集客コンサルティング会社に転職。そこでは年間数億円の広告予算を預かり、広告戦略を組み立て売上拡大に貢献。その後、大手制作会社の取締役と集客コンサルティング業務の両立を経て、現在の株式会社フォーサイトクリエイションを設立。 今までの経験を活かし、営業・企画・戦略の3つの目線から業種を問わず様々なクライアントの課題や目的に対して、コンサルティングとデザインでクライアントの成長に貢献しています。