ホームページの新規制作やリニューアルの際に、気になるのはその制作費用だと思います。
ホームページ制作業界は数年で技術やデザインの傾向が変わるため、ホームページ制作の費用相場は常に変化しているのが現状です。
また、依頼先によっても制作費用は大きく変わります。個人やフリーランス、制作会社に依頼する場合で制作費用は変わります。
ただし、制作に費用をかければかけるほど良いホームページが制作できるわけでも、費用をかけなければ良いホームページ制作ができないわけでもありません。
自分たちのホームページを作る目的が何なのか、目標が何なのかを明確にし、それらを実現する可能性を高めるには『誰が』『どの様に』制作していけばよいのかをしっかりと考える必要があります。

本記事では、ホームページ制作にかかる全体の費用相場と制作の依頼先別、用途別による費用相場についてご説明いたします。

INDEX

ホームページ制作の費用相場・早見表

まず、ホームページ制作の費用相場について、ホームページ制作会社、フリーランス、自分で制作する場合ごとに表にまとめました。以下の早見表をチェックしてみてください。

優れたホームページ制作会社 フリーランス 自分たちで制作
サイトコンセプト
専任スタッフが対応

フリーランス自身の知識と経験による

自分たちが手探りで作る
サイトの要件定義
サイトコンセプトを実現可能な
スタッフが対応

フリーランス自身の知識と経験による

自分たちが手探りで作る
第三者の視点
必要に応じて市場調査なども可能

フリーランス自身の対応力による
×
デザイン力
最も適任のデザイナーを選出し対応

デザインテンプレートなどで対応
システム開発力
サイト更新システムに加え、
営業支援システムなどの開発も可能

フリーランス自身の技量に左右
×
専門的な知識が必要なため対応は難しい
アフターフォロー
サイト更新保守管理だけでなく
目的達成するまでに必要なフォロー全般

サイト更新保守管理

サイト更新保守管理
費用 200万円~350万円 30万円~100万円 0円~数万程度
1ページ当たりの費用
※20ページを想定
10万円~ 1.5万円~ 0円~

依頼先別や制作方法別にホームページ制作の費用相場や特徴を解説します。
まずは、一般的なコーポレートサイトの規模である20~30ページのホームページ制作の場合の費用相場をまとめました。

ホームページ制作を個人やフリーランスに依頼する場合の費用相場

ホームページ制作の相場フリーランスについて

個人・フリーランスにホームページ制作を依頼した場合の費用相場:30万円~100万円

個人・フリーランスにホームページ制作を依頼した場合は、制作会社に依頼するよりも費用を抑えられることが多いです。そのため、費用相場は低い傾向にあります。
しかし、個人・フリーランスではできる事が限られてしまいます。
基本的なホームページ制作に関しては問題ありませんが、コンテンツの中身の制作やコピーライティング、ブランディングやマーケティングまでは対応できないことがほとんどです。
また、フリーランスによっては、別のフリーランスに外注依頼して作成するということもあります。そのため、余分に制作費用がかかってしまうことがあります。
もし、ホームページ制作以外の部分を自社で全て対応できるのでしたら、フリーランスに頼むのは良い選択かもしれません。

関連記事:ホームページ作成を個人・フリーランスに依頼した際の費用相場とは?

目的・目標達成を実現するためには、優秀なフリーランスを探すことが大切です。ひと昔前までは、ホームページ制作を個人やフリーランスに依頼しようとしても、人づてに紹介してもらったり、知り合いに依頼したりするくらいしかできませんでしたが、今では、様々なクラウドソーシングサービスの登場の登場により様々なスキルや実績を持ったフリーランスの方を探しやすくなりました。ここでは、クラウドソーシングサービスを3つご紹介します。

ランサーズ

ホームページ制作の費用相場 ランサーズ

ランサーズは日本最大級のクラウドソーシング・仕事依頼サイトです。企業や個人が多くのフリーランスや個人に向けて案件(プロジェクト)を発注し、条件にあったフリーランスや個人を選び発注ができます。
ホームページ制作だけでなく、パンフレットやロゴデザインからシステム開発、ライティングなど様々なサービスが提供されています。経験豊富なフリーランスでも初級者からプロフェッショナルまで様々なスキル・レベルの方が揃っていますので、予算や目的に応じて最適な人材を選択することが出来ます。

リンク:ランサーズ

クラウドワークス

ホームページ制作の費用相場 クラウドワークス

クラウドワークスは、オンライン上で業務を行うクラウドソーシングサービスであり、初心者からプロまでさまざまなフリーランスや個人が参加しています。依頼可能な仕事は、ホームページ制作だけでなく、記事作成、アプリ開発、データ入力など多岐にわたっています。登録者数は国内最大規模で、フリーランスや副業ワーカーが約100万人以上参加しています。

リンク:クラウドワークス

ココナラ

ホームページ制作の費用相場 ココナラ

ココナラは、日本最大級のスキルマーケットであり、個人のスキルを売買できるプラットフォームです。ランサーズやクラウドワークスと比較するとより気軽に依頼できる仕組みが備わっています。そのため、ビジネス利用だけでなくプライベート利用まで幅広いジャンルの仕事や相談を気軽に依頼できます。デザイン、イラスト、ホームページ制作、動画・音楽制作、ライティングなどの「制作系」スキルだけでなく、様々な知識や経験を購入することもできます。

リンク:ココナラ

ホームページ制作を制作会社に依頼する場合の費用相場

ホームページ制作の相場ホームページ制作会社

ホームページ制作会社に依頼した場合の費用相場:200万円~350万円

ホームページ制作会社にホームページ制作を依頼した場合の制作の費用相場は、フリーランスや自分で制作する場合と比較すると費用が高くなる傾向にあります。
その理由は、

  1. ①関わるスタッフの多さ
  2. ②その制作会社だからこそ可能なコトへの対価
  3. ③制作作業以外のサービスにかかる費用

以上の様なものがあります。

真に優れたホームページ制作会社ならば、ホームページ制作のみならずブランディングやマーケティングなどにも精通し、ホームページの目的達成の可能性を少しでも高めるスキルを持っています。
専門知識を持つ複数の専門家や技術者がチームとしてホームページ制作にあたりますので、費用はその分大きくなってしまいます。

もしかすると、ホームページ制作に数百万円もの費用をかけることが難しいとお考えになるかもしれません。
ただし、企業の顔というべきコーポレートサイトや企業の将来を決定付ける採用サイト、売り上げに直接つながるECサイトなどはその出来次第で企業の未来が大きく左右されます。
そのことをよく理解し、企業の目指す未来の姿に近づけられるように、経費ではなく投資の費用として、ホームページ制作費用をお考えいただけると、より良い形でホームページを制作することが出来ると思います。

ただし、ホームページ制作会社に依頼する際も、どのホームページ制作会社に依頼するかは慎重に吟味しなくてはなりません。
ホームページ制作会社を選定する際には、ホームページに記載されている以外の部分もしっかりとチェックし、その実力を見極めるようにしましょう。
特に、ホームページに費用を記載している場合は、その内容をよく吟味しましょう。記載の費用は最低限の費用で、実際にかかる費用と大きくかけ離れていることもありますので十分注意しましょう。

ホームページ制作を自分で行う場合の費用相場

ホームページ制作の相場自分で制作する場合

ホームページ制作を自分で制作する場合の費用相場:0円~数万程度

この制作費用の中には、ホームページのコンセプト開発費用や競合調査費用、業界の動向分析費用などの費用も含まれていることが多いです。
成果を上げられるホームページを作り上げるには、多方面からの分析やデータが必要になります。
その分費用はかかってしまいますが、成功の可能性は高まることでしょう。

フリーランスの特徴とできること

フリーランス(個人)に依頼することは、インターネット上の様々なマッチングサイト(ランサーズやクラウドワークスなど)の存在でそう難しいものではなくなりました。
フリーランス自身も、様々な経験を積んできる人や現役のエンジニアやウェブデザイナーが副業で行っていることも多くあります。
そのため、成果物についても、ひと昔前と比較すると格段にレベルアップしています。
費用もマッチングサイトを利用すれば明確化できるようになっています。

ただ、あくまでも個人ですのでその人自身のスキルや経験に大きく左右されてしまいます。
ホームページ制作会社であれば、もし万が一担当エンジニアやデザイナーのスキルが足らなくても、他のスタッフに変更することが可能ですが、フリーランスになると変更することがそう簡単にはできません。
また、フリーランスを変更してしまうとそれまでかかった費用や費やした時間は無駄になってしまいます。

とはいえフリーランスにも優れた人材はいます。ただその人材を見つけるのは、優れたホームページ制作会社を見つけるよりもはるかに難しいと言わざるをえません。

ホームページ制作を個人のフリーランスに依頼する場合の費用相場

フリーランスにホームページ制作を依頼した場合の費用相場:30万円~100万円

フリーランスに依頼した場合は、ホームページ制作会社に依頼するよりも費用を抑えられることが多いです。
しかし、フリーランスではできる事が限られてしまいます。
ホームページ制作に関しては優れていても、コンテンツの中身の制作やコピーライティング、ブランディングやマーケティングまでは対応できないことがほとんどです。
フリーランスによっては、別のフリーランスに依頼して作成するということもあります。その分費用がかかってしまうことも多々あります。
もし、ホームページ制作以外の部分を自社で全て対応できるのでしたら、フリーランスに頼むのは良い選択かもしれません。

ホームページ制作を自分たちで制作する場合の費用相場

ホームページ制作を自分たちで制作する場合の費用相場:0円~数万程度

今や様々なオープンソースのホームページ制作ツールを利用すれば、自分たちでもホームページ制作が可能です。
費用も、その分大きく抑えることが可能です。

ホームページ制作ツールについて代表的なものをご紹介します。

WordPress

ホームページ制作の費用相場 WordPress

まずは世界で最も利用されているCMSであるWordpressをご紹介します。
Wordpressは、世界で一番使用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
多くのレンタルサーバーでは、このWordpressを簡単にインストールする機能があり、導入が比較的容易です。
オープンソースですので、自分たちで導入すれば費用はかかりません。

無料・有料問わず様々なテーマ(デザインテンプレート)があり、ホームページ制作する専門知識がなくても、ホームページ制作が可能です。
ただし、質の高いテーマは、それだけ他社も使用しているケースも多いです。
例え競合他社が使用していないテーマであっても、訪問者がそのテーマを目にしていないとは言い切れません。
「どこかで見たような…」と思われるだけ、かもしれませんが少なくともプラスに働くことはありませんので、注意が必要です。
デザインだけでなく、コンテンツ自体もテーマに引っ張られて自社に適したものにならない場合もありますので、まずはコンテンツ優先でサイトの構成をお考え下さい。

Wix

ホームページ制作の費用相場 Wix

次に、オンラインのホームページ制作ツールWixをご紹介します。

Wixはホームページが簡単に制作できるオンラインサービスです。サーバーの用意もホームページ制作の知識も不要ですので誰でも簡単にホームページ制作が可能です。
様々なテンプレートが用意されていますので、短時間である程度のクオリティのホームページ制作が可能です。
かかる費用も月数千円以下とかなり安く抑えられます。

コーポレートサイト制作向けのテンプレートはありますが、ベースが英語圏のテンプレートが多くフォントの自由度も低いためデザイン性も高いとは言えません。
Wordpress同様コーポレートサイトの目的を達成するためのに最適なサイトが作れるかと言われると、なかなか難しいかもしれません。

この様に、制作ツールを使用してコーポレートサイトを制作することは可能です。

ホームページの制作用のツールについては下記の記事でも紹介していますのでぜひご覧ください。
関連記事:ホームページ制作を自分でする方法や流れ!便利ツールも合わせて紹介
関連記事:【2023年最新・無料】ホームページ制作ツールおすすめ12選を紹介!

用途別ホームページ制作費用相場

コーポレートサイト制作の費用相場

コーポレートサイトとは?
企業の基本情報や商品・サービス、採用、IR(投資家向け情報)などを提供するホームページです。顧客や取引先、株主、求職者など、さまざまなステークホルダーに企業の情報を伝える役割を持ちます。基本情報や所在地、財務状況、経営理念などが掲載され、企業のアピールやイメージ訴求を行います。コーポレートサイトに必要なコンテンツは、企業概要、製品・サービス紹介、採用情報、事業内容、お問い合わせフォームなどになります。

コーポレートサイト制作費用の相場を制作方法別にまとめました。

ホームページ制作会社に依頼した場合

制作費用相場:100万円~300万円程度

フリーランスに依頼した場合

制作費用相場:20万円~100万円程度

自分たちで制作した場合

制作費用相場:0円~

関連記事:コーポレートサイト制作の費用相場!項目別の料金と制作の流れを解説

採用サイト制作の費用相場

採用サイトとは?
採用サイトとは、求職者をターゲットに企業や採用に関する情報を掲載する専用のホームページです。採用サイトはリクナビやマイナビなどの求人サイトの様な外部サービスではなく、自社メディアとして「採用」に特化した情報を掲載します。コーポレートサイトは顧客やこれから自社サービスや商品を購入してもらいたい層へ向けた情報を発信しますが、採用サイトのターゲットである求職者の多くは学生であり、業界知識に乏しい場合が多いため、より分かりやすく企業情報や魅力、将来などを伝える必要があります。

ホームページ制作会社に依頼した場合

制作費用相場:100万円~300万円程度

フリーランスに依頼した場合

制作費用相場:20万円~100万円程度

自分で制作した場合

制作費用相場:0円~

採用サイトの費用相場については、下記にさらに詳しくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:採用サイトの制作費用相場!採用サイト制作の流れと制作実績も紹介!

ECサイトの特徴・費用相場

ECサイトとは
インターネット上で商品やサービスを販売するウェブサイトのことを指します。Electronic Commerce(日本語では、電子商取引)の略で電子商取引を行うWebサイトを総称です。ネットショップだけでなく、ネットオークションサイトやダウンロードコンテンツ配信サイトなどもECサイトに含まれます。

ホームページ制作会社に依頼した場合

制作費用相場:200万円~500万円程度

※EC用のASPを利用するか新たに開発するかで大きく費用が変わります。目的や商品点数や種類の多さなどでどの方法が最適かは変わってきますので、制作会社にしっかりと相談しましょう。

フリーランスに依頼した場合

制作費用相場:20万円~100万円程度

※フリーランスに依頼する場合は、ASPの導入を前提とし、デザインのみの独自制作になることがほとんどです。

自分で制作した場合

制作費用相場:0円~

※クラウドサービスやASPを利用し、無料で提供されているテーマ(テンプレート)を利用すれば無料で制作が可能です。

ランディングページの特徴・費用相場

ランディングページ(LP)とは
広義の意味では、検索結果やWEB広告を通じて訪問者が最初にアクセスするページのことを指します。
しかし、今日では主にWEB広告のリンクをクリックしたときに表示される、1ページで構成される縦に長いWEBページを指すことがほとんどです。
ランディングページの主な目的は、WEB広告などによって特定のターゲットに向けて、製品やサービスを効果的に紹介し、訪問者に購入や問い合わせなどのアクションを促すことです。

ホームページ制作会社に依頼した場合

制作費用相場:50万円~100万円程度

フリーランスに依頼した場合

制作費用相場:30万円~50万円程度

自分たちで制作した場合

制作費用相場:0円~

ホームページ制作後にかかる月額費用相場

ホームページ制作にかかる費用は制作時だけではありません。制作後の維持・管理費用も必要になります。
ホームページに関する技術は日進月歩で発展しています。
また、CMSなどのシステムの導入は便利さと引き換えに外部からの攻撃の的となってしまうリスクも負うことになってしまいました。
この様な現状では、ホームページの保守をどのように行うかが重要になっています。
では、その保守にはどのようなものがあるかをご紹介します。

ホームページに不具合をもたらすものは

  • 外部からの攻撃
  • パスワードなどの管理用データの流出
  • 個人情報などのデータの流出
  • サーバーの不具合

この様な事態に備えるためには、サイトをしっかりと保守管理しておく必要があります。
一般的な保守管理には、

  • 不正アクセス対策
  • システムのアップデート対応
  • サイトデータのバックアップ

などが行われます。
また、これらかかる費用は、月額2万円~5万円程度が相場です。バックアップの頻度やアップデート対応の頻度などで費用は変わってきます。
更新システム(CMS)などのシステムを導入した場合はできるだけ保守管理についてもご契約いただき安全性を確保して頂くのが安心です。

関連記事:ホームページの維持費を解説!維持管理費を安く抑えるコツとは?

ホームページ制作の費用を安くするコツ

ホームページ制作は自分で制作すれば、最も費用を抑えられます。
ただ、自分たちで制作することが難しい場合やクオリティやホームページの効果を少しでも高めたいという場合は、外部のプロ(制作会社やフリーランス)に依頼する必要があります。
ホームページ制作会社やフリーランスに依頼する場合に、ホームページ制作費用を安く抑えるコツを解説していきます。

  • 目的や目標を明確化する
  • 社内での役割分担を明確にする
  • 複数のホームページ制作会社やフリーランスから見積もりをとり比較する
  • 自分たちでコンテンツの画像やテキスト素材を用意する
  • 発信する情報を最小限にまとめてサイトのページ数を抑える
  • システムの導入を必要最低限に抑える
  • ドメインやサーバーの取得は自分たちで行い代行手数料を抑える

目的や目標を明確化する

ホームページの目的や目標を明確化しておくと、制作会社やフリーランスとのやり取りを最小限に抑えられます。また、齟齬が起きにくくなり手戻りは起きず効率よく制作を進行することが可能になります。
効率的に進められるという事は、制作期間が短くできることになり、結果として制作費が抑えられます。

社内での役割分担を明確にする

社内での役割を明確にしておけば、効率的に作業が進められます。
社内での検討や作成が必要なものがあった場合、役割が明確にされていないと提出の遅れが発生し、結果として制作期間が延びることになってしまいます。

複数のホームページ制作会社やフリーランスから見積もりをとり比較する

見積りを複数とることは、単純な費用比較だけでなく要望に対する理解度を測る指標になります。自分たちの目的や目標要望に対して、しっかりと応えられているのかを確認しましょう。
安くても要望が叶えられない内容だと、追加で費用が必要になってしまいます。

自分でコンテンツの画像やテキスト素材を用意する

画像やテキストを自分たちで用意できれば費用が抑えられます。
特に画像をレンタルポジで用意する場合は、自分たちで用意すれば手数料が不要になりますので、その分費用が抑えられます。

発信する情報を最小限にまとめてサイトのページ数を抑える

目的・目標を叶えるということを前提に、情報をまとめましょう。情報の重複はSEO的にもマイナスになることがあります。

システムの導入を必要最低限に抑える

例えば、CMS(自分たちでページ更新が可能になるシステム)をどのページに導入するかを決める際に、どれくらいの頻度で更新するのかをしっかりと考えシステム導入する部分を精査しましょう。
システムの導入は、イニシャルコストだけでなく、保守に必要な費用も必要となります。

ドメインやサーバーの取得は自分たちで行い代行手数料を抑える

ドメインやサーバーに関しては、どこが契約してもサービス内容が変わるものではありません。
外部の業者に依頼すると手数料などが必要になってしまいます。
可能な限り、自分たちで契約を行いましょう。

補助金や助成金を利用する

ホームページ制作には、補助金や助成金を利用できることがあります。
代表的な補助金を4つご紹介します。

①小規模事業者持続化補助金 小規模事業者がホームページ制作にかかる費用を補助してもらえる制度です。
②事業再構築補助金 ホームページ制作による事業の再構築を支援するための補助金です。
③IT導入補助金 ホームページ制作にかかる費用の一部を補助してくれる制度です。
④ものづくり補助金 ホームページ制作に関連するものづくりにおける補助金です。

これらの補助金はホームページ制作時に利用できますが、それぞれでその要件が違います。
補助金の詳細については下記で解説しています。

関連記事:ホームページに利用できる補助金・助成金【2023年最新版】

まとめ

本記事では、ホームページ制作の費用相場について解説しました。

ホームページは、様々なツールやクラウドサービスの登場でクオリティが担保され、自分たちで制作しても標準的なレベルのホームページが制作できるようになりました。
そのため、目的や目標によっては、自分たちで制作することで費用を抑えることが最適なケースもあります。
ただ、目的や目標によっては標準レベルでは実現できないものもあります。
それでも、自分たちで制作してしまうと結局達成が叶わず、外部に制作依頼をし直したりすることになり、費用が余分にかさむことになってしまいます。

目的や目標を叶えるためには、どの様なレベルのホームページが必要なのかを見極められれば、自ずとホームページ制作に関する費用は抑えることに繋がります。

その見極めに不安のある場合は、フリーランスやホームページ制作会社にまずは相談してみて下さい。
第三者の視点で、良いアドバイスや提案が受けられると思います。

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