「急に歯が痛くなった!」「詰め物が獲れた!」など、急ぎで歯科医院を探すことはよくあることです。
看板広告に力を入れている歯科医院(インプラントに多いですが…)もありますが、IT時代の今「探す」という行動の殆どがインターネット検索になっていますが、今でも歯科医院でホームページを持っていない、あるいは情報が更新されていない古いホームページの歯科医院が多いのも事実です。
今までは、「地元で評判」という良いうわさ(口コミ)が広がって集患するのが主流で、今でも地方や郊外のファミリー層向け歯科医院ではこの集患が主流ですが、口コミが広がるまで時間が掛かり過ぎるのがネックになっています。
なぜなら、厚生労働省がまとめた統計結果(令和元年)によると、全国の歯科医院の軒数は「6万8500軒」あり、全国のコンビニの軒数「5万5620軒」と比べても1万軒以上も歯科医院の方が多く、熾烈な生き残り合戦を繰り広げているため、口コミが広がるまで待てないのが現状です。
※ちなみに美容室の軒数は「25万4422軒」と歯科医院の約4倍で、もっと熾烈です。
この記事では、歯科医院にとって今後ホームページは必要かどうか?、そしてどのようなホームページなら効果的かを説明できればと思います。
本記事を紹介している大阪のホームページ制作の株式会社フォーサイトクリエイションでは、ブランディングやマーケティングというプロの視点、そしてお客様という第三者視点で詳細に的確に提案・評価し、『最も効果的なホームページ制作』を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
歯科医院にホームページが必要な理由
冒頭にも記載しましたが、IT時代の今「探す」という行動の殆どがインターネット検索になっています。皆様も歯科医院に限らず、レストランやアパレル、旅行やホテルなどあらゆることでインターネット検索を活用していると思います。
【「歯科医院を探す」際の一般的な流れ】
1.Google mapで職場や自宅周辺の歯科医院を検索
2.評価や口コミで絞り込む
3.最終的にその医院のホームページを閲覧して診察内容や時間、設備や院内の雰囲気や清潔感などを確認
4.実際に予約を入れて訪問
皆様はGoogle の情報だけで訪問するでしょうか?
軽い食事など失敗しても二度と行かなければ良いだけなので訪問するかもしれませんが、継続して通わなければいけない、失敗したくない事柄の際は、必ずオフィシャルサイトを閲覧すると思います。歯科医院は、明らかに後者にあたります。
ホームページは歯科医院の第一印象を決める重要な情報です。ホームページで信頼感・安心感・清潔感を伝えられると、患者さんは安心して歯科医院に来てくれるようになります。
しかし、ホームページが無い or 印象が良くなければ患者さんは歯科医院に対する信頼感を失ってしまいます。歯科医院は専門的な知識や技術を持っていることは当然ですが、ホームページが不十分だとそのプロフェッショナルさは伝わってきません。
「ホームページの印象」と「治療の技術」はイコールで人は認識することを覚えておきましょう。
ホームページは歯科医院の顔でもあり、初めて来院する方の不安を取り除けるように、しっかりと作り込むことが重要です。
ホームページを制作する前にやるべきこと
ホームページの制作では事前の設計が大切です。特に以下のような点については必ず検討してください。
歯科医院のホームページの目的を明確にする
歯科医院のホームページの目的としては、「他の歯科医院との差別化となる特徴」「対応可能な診察内容と技術」「医院の設備や内装の雰囲気」「医院の営業時間」などが挙げられます。
どのような目的でホームページを作成するかで訴求する内容も異なってきます。
歯科医院の強み・特徴を考える
自分たち独自の情報だと思ってホームページを作成しても、比較してホームページを閲覧している患者の目からは残念ながら同じに見えます。「丁寧な治療を提供します」は患者にとって特別な情報ではありません。「歯科矯正の実績が豊富」「小児の予防歯科に特化」「無痛治療などの技術」「マウスピースの作成推進」など強みとして訴求する情報が異なるはずです。
こうした強み・特徴を明確にアピールすることで、悩みを抱える患者とのマッチングが強化されます。
集患したいターゲット層を考える
ホームページの制作では、ターゲット設定がとても重要です。どのターゲットを狙うかで、ホームページのコンテンツやデザインは変わってきます。
また、歯科医院はエリアが限定されるため、地域性を意識することも必要になるでしょう。
例えば都心部になればターゲットは社会人(ビジネスマン・OLなど)がメインになり、治療技術は必須としたうえで、医院の内装など落ち着いた雰囲気やおしゃれな雰囲気などにこだわりが強くなる傾向があるため、綺麗な写真を多数掲載することが効果的です。
※こうした観点から、自院のホームページで提供すべき内容や訴求すべき要素を明確にし、ホームページのコンテンツやデザインに反映させることが重要です。
歯科医院のホームページに必要なコンテンツ
歯科医院のホームページに必要なコンテンツは以下のような項目が挙げられます。
トップページ
トップページはシンプルに必要な情報のみを掲載しているケースが多いです。これは閲覧する患者の目的が「来院に必要な情報のみを知りたい」ということが大半なので、求める情報がどこにあるかが分かりやすい構成を心掛けましょう。
医院の基本情報(診療時間、休診日、アクセス方法など)
これらの基礎情報は、ホームページコンテンツの最低限の情報であり、特に急ぎの場合は患者が真っ先に確認するといっても過言ではありません。また、院内の内装や設備が分かる写真も必須ですので必ず掲載しましょう。
そのため、トップページに分かりやすく掲載することで、検索負担の軽減を図る心配りが重要です。
診察内容(一般歯科・矯正歯科・インプラントなど)
診察内容を記載するだけでなく、治療方針やこだわりをしっかり記載しましょう。また、可能であれば治療している写真や治療の進め方を掲載するなど、分かりやすいコンテンツ作りを意識しましょう。
自由診療の場合は、可能な治療内容とその料金については患者が一番知りたい情報ですので忘れず記載しましょう。料金に関しては、患者によって異なるため明確な料金を記載することは難しいかもしれませんが、最低掛かる料金として記載しておくだけでも、患者の不安をかなり軽減することができ来院につながります。
医師やスタッフの紹介
実際に治療を担当する医師に関する情報は当然ですが、歯科衛生士など他のスタッフに関する簡単な紹介をしておくことで、患者に親近感を与え来院へと誘導します。
院内の雰囲気や治療内容が分かっても、実際に治療に携わるスタッフの情報が分からなければ、患者は多少の不安を抱え、予約するのに二の足を踏んでしまいます。
患者の不安を少しでも軽減しながら、スタッフについては個人情報は守りながら簡単な紹介を記載するのが良いでしょう。
ユーザビリティを意識したデザイン
ホームページの制作にあたり、もう一つ気にしなくてはならないといけないのが、閲覧するデバイスについてです。
当たり前のことですが、特にプライベートなことやプライベートな時間では殆どの人がスマートフォンから検索したり情報を収集しています。歯科医院のホームページも殆どがスマートフォンで閲覧されています。閲覧後に予約の電話を掛けることやマップを見ながら訪問するなどスマートフォンで調べた方が、その後も便利だからという理由も大きいと思います。
そのため、歯科医院のホームページのスマートフォン対応(レスポンシブ対応)は必須と認識しましょう。
現在公開しているホームページをスマートフォンで確認してみて、見づらい・分かりづらいと感じるようであれば、構成・デザインを見直した方が良いと思います。
ホームページ制作の注意点
幅広い医療機関で行われている自由診療。診療内容が多岐にわたるため、多くの方に向けて発信できるホームページで紹介したいと考える方も少なくないと思います。もちろん、自由診療の内容についてホームページに掲載することは可能です。ただし、医療広告ガイドラインにおける「限定解除」として必要な条件を満たさなければいけません。
その条件を満たさずにホームページに掲載してしまうと、厚生労働省から修正指示を受けたり、掲載そのものを規制されたりする場合もあります。
医療機関向けに、自由診療に関連した情報をホームページで伝えたい場合の注意点をまとめてお伝えいたします。
歯科医院に関する「限定解除」表現とは
主に広告やホームページ、看板などで使用される医療広告の表現規制に関する用語です。
その背景として、日本では医療広告ガイドライン(医療法や医療広告ガイドライン)により、医療機関が宣伝に使える表現に制限があります。特に「優良誤認(他と比べて特に優れていると思わせる)」や「患者の体験談」「治療効果の保証」などは禁止されています。
しかし、特定の条件を満たす場合に限り、本来は禁止されている表現でも使用が認められるケースがあります。これが「限定解除表現」です。
具体的に言うと
限定解除される表現 | 説明 |
---|---|
症例・体験談の掲載 | 第三者(患者)の体験談は通常は禁止されていますが、①自由診療、②事実に基づく内容、③広告である旨を明記、④同様の結果を保証しないことの明示、などの条件を満たせば可能です。 |
ビフォーアフター写真 | 治療の効果を示す写真も原則禁止ですが、同様の厳格な条件をクリアすれば掲載可能になります。 |
自由診療の明示 | 限定解除は基本的に保険適用外の自由診療に適用されるケースが多いです。 |
使う際の注意点
歯科医院が限定解除表現を使う場合、以下のような記載が求められます。
・「これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません」
・「自由診療です」
・「治療内容や費用は個人差があります」など
随時、「医療広告ガイドライン」を確認するようにしましょう。
歯科サイトはフォーサイトクリエイションにお任せください!
幅広い業界の実績が豊富
フォーサイトクリエイションは、医療業界をはじめ、様々な業界のホームページ制作を手掛けてきた実績があります。そのため、歯科医院のホームページを制作する際には、歯科業界の特性だけでなく、他業界の成功例などを柔軟に取り込んだで最適な提案を行うことが可能です。そのため本業でお忙しい先生のご負担を最小限で制作を進められます。
また、オンラインなどを駆使してスムーズでストレスフリーなコミュニケーションを図っておりますので、全国どこでも安心してご依頼ください。
充実したアフターケア
ホームページは制作後も定期的な更新が必要になります。フォーサイトクリエイションでは、運用サポートやSEO対策のアドバイスなど、継続的なアフターケアを提供しているため、長期的な視点での運用が可能です。医院の成長に合わせてホームページを改善し続けることができます。
コストパフォーマンスに優れた制作費用
フォーサイトクリエイションは、医院の予算に応じた最適な制作プランを提供しており、コスト面でも無駄のない設計が可能です。単なるホームページ制作にとどまらず、集患やブランディングの視点も考慮した設計も可能ですので、費用対効果の高いホームページを作ることができます。
必要最低限のホームページから、オリジナリティ溢れるホームページまでご希望に沿ったホームページをご提供いたします。
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監修者情報

株式会社フォーサイトクリエイション
代表取締役 村田 雅利
大学卒業後、大手スポーツメーカーに入社し営業としてトップの売上実績を残し、もっと営業スキルを磨くために転職した広告代理店でも年間売上数十億円と売上に貢献。 そして広告をもっと深く知るために、事業モデルの構築や土地開発から関われる商業施設のプロデュース及び集客コンサルティング会社に転職。 そこでは年間数億円の広告予算を預かり、コンセプト開発や広告戦略を組み立て売上拡大に貢献。その後、大手制作会社の取締役と集客コンサルティング業務の両立を経て、現在の株式会社フォーサイトクリエイションを設立。 今までの経験を活かし、営業・企画・戦略の3つの目線から本物のデザインを提供し業種を問わず様々なクライアントの課題や目的に対しコンサルティングとデザインで企業様の成長に貢献しています。 そうすることにより、良い企業、良い商品、良いサービスに溢れた社会を子供たちに残すことができると確信し、日々努力しています。