現在において、採用サイトは企業の採用活動・採用プロモーションにおいてなくてはならないものになりました。
採用ポータルサービスが乱立し、それに伴い採用ポータルサイトも乱立しております。
また、採用ポータルについても体育会系や研究系など細分化も進んでいます。
この様な状況から、採用ポータルサイト一つ当たりの【効果】が落ちてきているのが現状です。
そして、indeedやgoogle仕事検索などのさらに上流のサービスの登場で、自社で運営する採用サイトと採用ポータルサイトが同列で比較される状況になっています。
これからの採用は、自社の採用サイトをどのように活かすかが最も重要な要素となりました。
本記事では、その採用サイトを制作する際に、どれくらいの費用が必要なのか、またどのように制作していくのかをまとめております。
本記事を紹介している大阪のホームページ制作会社の株式会社フォーサイトクリエイションでは、ブランディングやマーケティングというプロの視点、そしてお客様という第三者視点で詳細に的確に提案・評価し、『最も効果的なホームページ制作』を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
採用サイト制作の費用相場
採用サイトに関わらず、ホームページ制作は依頼先によって費用は大きく変わります。
単純に、費用がかければ良いものができるわけでも、費用が安いからといって良くないものが必ずできるというわけもありませんが、
費用が高いことにも、費用が安いことにも理由があります。
それらの理由も含めて、お伝えします。
制作ツールを使用した場合の費用相場
採用サイトの制作にホームページ制作ツールを使用する場合、大きく分けて2つの方法があります。
②採用サイト専門制作ツールで制作する
まずは、ホームページ制作ツールの代表的なものをいくつか紹介します。
・Wordpress
WordPressは、世界で一番使用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
多くのレンタルサーバーでは、このWordpressを簡単にインストールする機能があり、導入が比較的容易です。
無料・有料問わず様々なテーマ(デザイン)があり、ホームページ制作する専門知識がなくても、ホームページ制作が可能です。
ただ、よいテーマはその分様々な企業や個人でも使用されており、どうしてもどこかで見たことのあるデザインになりがちです。
採用サイトは、企業の欲しい人材にしっかりと届く様に、サイトのコンセプトに合わせたデザインでなければ、欲しい人材からのエントリーが望めません。
効果のある採用サイトのためには、可能な限りオリジナルデザインでの制作をお勧めします。
費用については、無料のテーマを使用すれば費用をかけずに制作可能です。
オリジナルデザインや更新システムをカスタマイズする場合には、業者に頼むのが一般的です。
この場合は、数十万円~数百万円の費用が掛かる場合もあります。
WordPressでホームページを作る手順について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
関連記事:WordPressでホームページを作る手順!各種設定方法も解説
・Wix
Wixはホームページが簡単に制作できるオンラインサービスです。サーバーの用意もホームページ制作の知識も不要ですので誰でも簡単にホームページ制作が可能です。
様々なテンプレートが用意されていますので、短時間である程度のクオリティのホームページ制作が可能です。
採用サイト制作はあまりしやすいとはいえません。採用サイトにも使用できそうなテンプレートもありますが、コンテンツの変更は必須です。
そのため、ある程度の時間がかかってしまいます。
また、Wordpress同様自社の欲しい人材に向けてた、デザインの制作が難しいと言わざるをえません。
これらの他にもホームページ制作ツールはたくさんありますが、どうしても採用サイトに必要な要素を組み込もうとすると、専門的な知識が必要になってしまいます。
この弱点を克服したサービスが、採用サイト専門制作ツールサービスです。
・エンゲージ
採用ポータルサービス会社のエン・ジャパンが提供しているサービスです。
採用サイトに必要なコンテンツが一通りそろっており、だれだも簡単にベーシックな採用サイトが制作できます。
費用も採用サイト制作だけであれば無料で始められます。
ただ、その周知のためには広告の掲載などが必要になります。とはいえこれはどのようなサービスでも同じですが…。
採用ポータルサービス会社が運営していることからも、採用サイトに適したコンテンツや仕組みがありますので、とても良いサービスなのですがデザインの自由度が低く求職者に向けた訴求力という意味では弱いと言わざるをえません。
この様に、制作ツールを使用して採用サイトを制作することは可能です。
費用も抑えることができますが、採用サイトにとって最も重要なものは制作ツールでも作ることができません。
どれだけ、デザインテンプレートが沢山あっても、コンテンツの枠があってもその中に入れる内容がしっかりしていないと、希望する人材が獲得できる採用サイトは作れません。
その【内容】が、採用サイトの成否を分けることになります。
では、第三者に採用サイトの制作を依頼すれば、その【成功する採用サイトの内容】を創り出すことが可能なのでしょうか?
本記事を紹介している大阪のホームページ制作会社の株式会社フォーサイトクリエイションでは、ホームページの無料診断を実施しています。
「新規顧客の獲得」「求める人材の獲得」「ブランディング」などホームページに求める成果は大きいにも関わらず、「作りっぱなし」になっていませんか?
定期的にホームページ診断を行うことで、
・正常に機能しているか?
・求めている効果が得られているか?
・改善の余地があるか?
など早期発見・早期改善が可能になりますので、定期的に診断を行うことをお勧めします。
\1週間でホームページの課題が知れる/
次に、フリーランス(個人)に制作を依頼した場合についてご説明します。
フリーランスに依頼した場合の費用相場
インターネットの充実化は、ホームページ制作が可能なフリーランスを見つけることを容易にしました。
クラウドワークスやランサーズなどのフリーランスとのマッチングを提供しているサービスが沢山存在しています。
そのサービスを利用すれば、技術を持ったフリーランスを見つけることも可能です。
制作ツールよりは費用がかかりますが、数十万円程度でも採用サイトの制作が可能です。
また、その制作者と対話が可能ですので、客観的な目で自社を評価してもらえますので、独りよがりな採用サイトになることを防ぐことも可能です。
フリーランスに依頼する場合でも、良いことばかりではありません。
・フリーランス自身の力量に大きく左右される
採用サイトを作るには、ホームページを作る知識だけが必要なのではありません。
採用サイト制作には、下記の5つを確立する必要があります。
- ①欲しい人材の明確化
- ②業界の動向分析
- ③競合分析
- ④採用コンセプトの開発
- ⑤採用プロモーション計画
これらは、ホームページを制作する技術とは根本的に違うモノです。
また、パイの限られている新卒採用などは、欲しい人材にしっかりと届けるために、採用プロモーション計画をしっかりと立て、欲しい人材に響く採用コンセプトを確立し、それに合わせたデザインの採用サイトを用意しなければ、成功には結びつかなくなっています。
フリーランス個人で、これらに全て対応することは難しいため、自社で採用コンセプトや採用プロモーション計画を立てられないならば、フリーランスに依頼することは避けた方が良いと思われます。
ホームページをフリーランスに依頼する際の費用相場について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
関連記事:ホームページ制作を個人・フリーランスに依頼する際の費用相場とは?
ホームページ(採用サイト)制作会社に依頼した場合の費用相場
ホームページ制作会社で採用サイトを制作した場合、費用については制作ツールやフリーランスに依頼した場合と比べると多くかかってしまいます。
費用が多くかかってしまう理由には、
- ①関わるスタッフの多さ
- ②その制作会社だからこそ可能なコトへの対価
- ③制作作業以外のサービス
等があります。
特に、③制作作業以外のサービスは、採用サイトを成功させるうえで最も重要な要素の一つです。
これは、ホームページ制作会社の中でも、採用プロモーションに長けた会社でないと不可能なことです。
そのためホームページ制作会社によっては、採用サイトを普通のホームページと同じように制作し、採用サイトの一番の目的である【欲しい人材】の獲得ができないという可能性もあります。
つまり、ホームページ制作会社に採用サイトの制作を依頼する場合は、会社をどう見極めるかという事が重要という事です。
採用サイト制作をどこに依頼すればよいか
では、採用サイト制作をどこに依頼すればよいのでしょうか?
企業活動であるからには、費用対効果が大事であることは確かです。
少しでも、費用を抑えられればその成果も高くはなります。
ただ、採用については費用面だけでははかれないこともたくさんあります。
採用サイトの成功は、売り上げなどではなく、「自社に必要な人材を集められたか」にかかっています。
初任給を上げれば、自社にとって良い人材が来るとは限りません。
それだけでは、「どの様な人材を求めているのか」が伝わりません。
「どの様な人材を求めているのか」が伝わらなければ、必ずアンマッチが起こります。
もし、採用サイトを成功させたいなら、費用ではなく「自社に必要な人材を明確化」でき「その人材に向けた採用コンセプト」を創れ「採用コンセプトを伝えられる採用サイト」を作れるところに任せるべきです。
そして、その可能性が最も高いのは、採用を熟知したホームページ制作会社ではないでしょうか?
ホームページ制作会社の選び方について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
関連記事:ホームページ制作会社の選び方!失敗しないためのポイントや注意点を解説
採用サイト制作の流れ
採用サイト制作には、すでに挙げておりますが、下記の5つのコトを行う必要があります。
- ①欲しい人材の明確化
- ②業界の動向分析
- ③競合分析
- ④採用コンセプトの開発
- ⑤採用プロモーション計画
関連記事:採用サイトで必要なコンテンツ例11選!面白いコンテンツとは?
①欲しい人材の明確化
自分たちの会社に必要な人材とはどの様な人材なのかを明確にします。
この時ただ漠然と、「良い大学の学生」「コミュニケーション力のある人」「リーダーシップのある人」という様な、曖昧な人物像などではなく、
そのためには、■■ができるようにならなくてはならず、
そのために、△△という事ができる人材が必要
そのためには、■■という改革が必要であり、
そのことを理解している△△な人材が求められる
この様に、自分たちの会社が達成しなくてはならない目標を達成するために必要な人材を具体的に規定する必要があります。
②業界の動向分析
自分たちが属する業界やそれに近しい業界、採用というくくりでは先を進んでいると思われる業界の動向を分析します。
この分析により、何ができていて、何が足りないのかを把握します。
③競合分析
自社の直接の競合の採用プロモーションを分析します。今までどの様な事をやってきているのか、今はどの様なことをしているのかなどを分析します。
④採用コンセプトの開発
①~③を踏まえ、採用プロモーション全体の柱として【採用コンセプト】を開発します。
自社内でも、そして求職者にも、「この様な人材が欲しい。そのためにこの様な事を行っている」「私たちはこの様な思いでこれからの企業活動を行っていく」という事が伝わるように採用コンセプトを設定します。
⑤採用プロモーション計画
採用コンセプトを確立した後は、どの様に採用を行っていくかの計画を立てます。ここでやっと採用サイトをどのようにするかを決めることができます。
採用サイト制作については、こちらの優秀な人材を獲得する採用サイトに必要なコンテンツとは!?をご確認いただき必要なコンテンツを見定め、サイトの制作を行っていきます。
採用サイト制作に重要な事
採用サイト制作のためには、サイト制作を始めるまでの流れが最も重要です。
採用サイトは今や、必要なコンテンツがある程度確立されています。そのため、そのコンテンツに当てはめていけば、最低限の採用サイトはできてしまいます。
しかし、それだけでは競合他社や自分たちが属する業界ではない業界との競争に勝てなくなっています。
採用サイトに求められているのは、その内容です。デザインはその後にあるのです。
監修者情報
株式会社フォーサイトクリエイション
代表取締役 村田 雅利
大学卒業後、大手スポーツメーカーの営業としてトップの売上実績を残し、もっと営業スキルを磨くために転職した広告代理店でも年間売上数十億円と売上に貢献。そして広告をもっと深く知るために、事業モデルの構築や土地開発から関われる商業施設のプロデュース及び集客コンサルティング会社に転職。そこでは年間数億円の広告予算を預かり、広告戦略を組み立て売上拡大に貢献。その後、大手制作会社の取締役と集客コンサルティング業務の両立を経て、現在の株式会社フォーサイトクリエイションを設立。 本物のデザインを提供し、業種を問わず様々なクライアントの課題や目的に対してコンサルティングとデザインで企業の成長に貢献している。