「せっかく会社のホームページを作ったのに、何の効果もない…」とお悩みの企業やホームページ制作担当者も多いのではないでしょうか?

コロナにより加速したインターネット社会では、会社がホームページを持つことはもはや当然であり常識です。コーポレートサイトやホームページを持っているから安心というわけでもありません。

アフターコロナの新時代で必要なことは、『貴社の存在価値』『既存顧客への信頼向上』『新規顧客獲得』『求める人材の獲得』などを自社サイトから得られないと、持っている意味がありません。古いホームページも、アフターコロナの新時代では効果が無くなるかもしれません。アフターコロナの新時代基準に合わせたホームページ制作がこれから必要になってきます。

まず、コーポレートサイトやホームページをリニューアルする際に、よく陥る失敗事例を知って、多くの成果が得られるホームページを制作しましょう。

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フォーサイトクリエイションのコーポレートサイト、ECサイト、ブランドサイト、採用サイトなどのホームページ制作の実績をご紹介します。

ホームページ制作失敗の判断は?

ホームページ制作が成功か失敗かの判断は、「数字=成果」です。売上が上がった、お問い合わせが増え契約数が増えたなどの成果が以前より得られて初めて成功と言えます。デザインは良いのに成果は得られないは、残念ながら『自己満足』になってしまいます。

この差は、これからの時代、企業の経営にも大きな影響を与えます。ECサイトに出遅れた企業はコロナ禍で大きな損失をし、店舗数の縮小を余儀なくされました。コロナ到来の新時代においてホームページ制作とは、あなたやあなたの企業の未来を変える重要なツールということを認識してください。

それでも、あなたはホームページ制作に失敗できますか?

 

ホームページ制作の失敗事例7選

ホームページ制作にどの様な失敗を知ることは、ホームページ制作を成功させる近道になります。
ホームページ制作の際に陥りやすい失敗例を7つご紹介します。

  1. 制作失敗例①:リニューアルのタイミングを逃している
  2. 制作失敗例②:ホームページの制作自体が目的になっていた
  3. 制作失敗例③:ページ制作会社の選び方を間違えていた
  4. 制作失敗例④:ホームページ制作会社にすべて丸投げした
  5. 制作失敗例⑤:競合他社のマネをしただけ
  6. 制作失敗例⑥:ユーザーにとって有益なコンテンツがない
  7. 制作失敗例⑦:知人に格安な金額で制作してもらった

ではこれらを詳しくみてみましょう。

制作失敗例①:リニューアルのタイミングを逃している

リニューアルを『しない』という選択による失敗です。失敗を恐れて、ホームページ制作自体を先延ばしにしてもそれは『失敗』と同じです。
例えば、訪問者の8割以上がスマートフォンからのアクセスであるにも関わらず、スマートフォンに最適化されたデザインになっていないという様な場合は、
常に訪問者から『使いにくい』『分かりにくい』と思われ続けせっかくホームページに訪問してくれても、悪印象を与えており、ホームページに訪問されない方が良かったという様な事になっているかもしれません。

これは分かりやすい例ですが、ホームページに使用している技術が新しい環境には使用できなくなっていたり、コンテンツが増えすぎて訪問者が欲しい情報に辿り着けなくなっていたり…。
様々な、理由でリニューアルが必要になります。

その時期をしっかりと見極めることが重要です。

 

制作失敗例②:ホームページの制作自体が目的になっていた

ホームページ制作の失敗の多くが、本来の目的を忘れてしまっている、または明確な目的を設定していなかったことです。
例えば、コーポレートサイトであれば、『新規顧客開拓』や『お問い合わせの増加』や『検索順位を上げたい』など、ビジネスにつながる明確な目的を持って制作するはずですし、
ブランドサイトであれば、そのブランドの認知度の向上やSNSを利用した情報の拡散などを目的とするはずです。

その様な目的がなく、ホームページ制作を「デザインが古くなったから」や「サーバーのアップデートが必要だったから」など、とりあえずで作ってしまうと、ただ存在するだけで何の価値も効果もないホームページになってしまい、失敗に繋がってしまいます。

 

制作失敗例③:ページ制作会社の選び方を間違えていた

世の中には膨大な数のホームページ制作会社があります。たくさんある制作会社のなかから本物の制作会社を選ぶのは大変です。「検索上位にいるからここにしよう!」「大手なら安心!」「安いからここ!」と、手っ取り早く決めてしまいたくなる気持ちも分かりますが、これが大きな失敗のもとになります。大手制作会社の多くは営業と制作で役割分担をしていて、営業担当の専門知識が乏しい場合には「エンジニアに聞いてみないとわかりません」と頼りにならないこともあります。
また、「制作費が安いから」という理由だけで制作会社を選ぶのも危険です。低価格で会社のホームページが作れるなんてありがたい話ですが、低価格には低価格なりの理由があります。失敗しないための一番の方法は、本物の制作会社を見つけることと言っても過言ではありません。

関連記事:ホームページ制作会社の選び方!失敗しないためのポイントや注意点を解説

 

制作失敗例④:ホームページ制作会社にすべて丸投げした

「ホームページのことはプロである制作会社に任せておけば大丈夫!」という思い込みで、ホームページ制作に関するすべてを制作会社任せにしていませんか?確かに相手はホームページ制作のプロですが、あなたの会社のことや、あなたの会社が作りたいと想うホームページのことはまったく分かりません。ホームページを作る目的やターゲットなどがはっきりしないままでホームページ制作会社に依頼をしては、見た目は良くても中身の薄いホームページに仕上がってしまうのは当然だと言えます。例え本物のホームページ制作会社だったとしても、発注する側が目的も何もかも丸投げしては失敗するのは目に見えています。
もし、成功したように見えてもそれは、ただ「運が良かっただけ」かもしれません。

あなたは、運任せになってしまう丸投げをそれでも行いますか?

 

制作失敗例⑤:競合他社のマネをしただけ

競合のWebサイトを見て「これは素晴らしい」と思ったとしても、マネをするのはおススメしません。その理由は2つあります。

1.どんなに頑張っても先行者利益のある競合以上にはなれないこと
2.自社の特長や強みが活かせない

競合他社は当然、商品・サービスの独自性を活かすためにWebサイトを作成しています。それをマネしても自社の特長を最大限に活かした、差別化されたホームページ制作ができることはありません。「良いところはマネしつつ、自社の特長を最大限に活かせるオリジナリティを組み込む」ことが、ホームページ制作成功のカギになります。

 

制作失敗例⑥:ユーザーにとって有益なコンテンツがない

ユーザーがあなたの会社のホームページを訪れる理由は分かりますか?「会社に興味があるから」という理由もあるかもしれませんが、多くの場合が自分にとって有益だと思われる情報が存在するかもという期待を込めて訪れます。そのため、ユーザーが求める情報をしっかりと提供していなければ、あなたの会社のホームページは観てもらえないものになってしまいます。期待外れは大きなマイナスです。

関連記事:採用サイトで必要なコンテンツ11選!面白いコンテンツとは?

 

制作失敗例⑦:知人に格安な金額で制作してもらう

格安でホームページが作れるからと、知人に依頼するケースも失敗が多くみられます。最初は知人相手だし、更新も修正も気軽にお願いできるから助かると感じるかもしれませんが、知人もあなたの会社だけを相手にしているわけではありません。
もちろん、安いからといって必ず失敗するとは限りません。対個人となってしまうと様々な責任の所在が曖昧になることはよくあります。
また、格安でホームページを制作してもらった分、お願いした更新や修正が滞っていても強くは言いにくいですし、そうなると何度も頼むわけにはいかなくなってしまいます。結局気を遣ってホームページの更新もほとんど行わないようになれば全く意味がありません。企業の事業規模や目的に合ったパートナー(ホームページ制作会社)選びも重要になってきます。

 

ホームページ制作の失敗を防ぐための対策

ホームページ制作の失敗を防ぐためには、今まで述べてきたことの他にもとても大切な考え方があります。それは、「費用の考え方」と「見せ方の考え方」です。

まずは、『費用の考え方』についてお教えします。

ホームページ制作の開設費用についての考え方

ホームページ制作の開設費用の相場には大きな幅があります。
ここでは、ホームページ制作会社とフリーランス(個人)での開設費用の違いを見てみたいと思います。

ホームページ制作会社の場合

一般的な企業のコーポレートサイト制作の場合の開設費用の相場は、100万円~400万円程度です。

ホームページ制作会社も規模や地域性があり、幅が大きくなります。
難しいのは、費用が高いから良いホームページが制作できるわけではないという事です。
もし、「このホームページ制作会社は高いけどとても良さそうだ」と思った場合は、ぜひ『なぜ高いのか』を突き詰めてみて下さい。
その時に、「大きな会社だから」「有名な会社だから」という様な曖昧な理由ではなく、「ヒアリングに力を入れているから」「その会社にしかできない事があるから」というような確固とした理由を探してください。
そうすれば、高い費用にも納得ができるはずです。逆に言えばその理由が見つからないならその会社にその費用の価値がないという事です。
費用に見合った価値をしっかりと見極めることが失敗を防ぐことにつながります。

フリーランス(個人)の場合

一般的な企業のコーポレートサイト制作の場合の開設費用の相場は、30万円~100万円程度です。

フリーランスは、費用が抑えられることが最大かつ唯一のメリットです。
もちろん、フリーランスでもしっかりとしたホームページ制作できる方はたくさん居ます。
ただ、企業のホームページ制作は、規模が大きくなることがほとんどですので個人の一人ではその全てに力を注ぐことが難しいと言わざるを得ません。
ホームページ制作には、

  • 発注者からの『ヒアリング』
  • コンテンツの内容の『ライティング』
  • サイトの『デザイン』
  • サイトの『コーディング』
  • 更新システムや検索システムなどの『システム開発』

以上の様な作業が制作者側の最低限の作業です。さらには、当事者へのインタビューや写真撮影も必要になるかもしれません。
この様な作業を高レベルにこなせるフリーランスは、ほとんどいないと言っても良いかもしれません。
どれか一つならできてもその全てをとなるとかなり厳しいと思います。
では、それぞれを別のフリーランスに任せれば…と考えるかもしれませんが、フリーランス間のやり取りも発注側の担当者が入る必要があり、調整に時間を費やすことになってしまいます。
また、最大のメリットだった費用面でもプラスでかかりますので、それならば初めからホームページ制作会社に頼んだ方が良いと思います。

ホームページの規模が小さい場合やホームページの目的によっては、フリーランスでも問題ないこともありますが、どうしてもリスクは付きまといます。
その点を注意すれば、失敗しないホームページ制作が可能かもしれません。

関連記事:ホームページ制作の費用相場!料金比較・相場早見表つき

関連記事:ホームページ制作を個人・フリーランスに依頼する際の費用相場とは?

 

実体を伝えるには実際にやっているコト以上の情報や魅力を伝えよう

『実際に出来ないことを誇張して伝える』という意味ではありません。
『会社概要』『企業理念』『事業内容』『商品紹介』『募集要項』という会社のスペックを表す最低限の情報だけを掲載するのではなく、『目指す未来』『存在意義』『社員に対する姿勢』『企業の空気感』というような、人で言う『性格』や『人となり』が分かるような情報も掲載していく必要があるという意味です。
自分の友人を紹介するのに、身長や体重だけを伝えることはしませんよね。

【コーポレートサイト=企業そのもの】ということを忘れてはいけません。

これからは新規取引先をインターネットで探したりする担当者の多くは、生まれたころからインターネットに触れてきた世代であることを認識しましょう。インターネットやホームページの見方などは、思った以上に優れています。

時代が大きく変わった今、ホームページをリニューアルするタイミングだとセールストークとかではなく真剣に思っています。この先ホームページをリニューアルするならこの好機を逃さないようにして下さい。その判断がこの先の成功と失敗のターニングポイントになると思います。