現代では、ビジネスを成功に導くためには、お客様とのコミュニケーションが不可欠です。つまり、お客様からのお問い合わせに迅速かつ丁寧に対応し、信頼関係を築くことが重要なのです。そのため、ホームページからのお問い合わせ増加は、ビジネスの成長につながる重要な要素です。

例えば、ホームページに掲載されている情報に不明点がある場合、お客様はお問い合わせフォームや電話で問い合わせをすることがあります。この際、迅速かつ丁寧な対応をすれば、お客様からの信頼を得ることができます。また、お問い合わせを通じてお客様ニーズを把握することもできます。そのため、ホームページからのお問い合わせ増加は、ビジネスの改善点を把握し、お客様ニーズに対応するための重要な手段となるのです。

さらに、ホームページからのお問い合わせ増加は、ビジネスの成長にもつながります。お客様からのお問い合わせに対応することで、お客様のニーズに合った商品やサービスを提供することができます。また、お客様からのフィードバックを活かして、より良い商品やサービスを提供することができます。そのため、お問い合わせ増加は、ビジネスの成長につながる重要な要素となるのです。

以上のように、ホームページからのお問い合わせ増加は、ビジネスにとって非常に重要な要素です。お客様からのお問い合わせに迅速かつ丁寧に対応し、信頼関係を築くことで、ビジネスの成長につなげることができます。そのため、お問い合わせ増加に向けた取り組みが必要であり、本記事では、その具体的な施策について解説しています。

1. ホームページから問い合わせが来ない4つの原因

ホームページへの問い合わせ来ない理由
ホームページから問い合わせが来ない主な原因を4つ挙げてみます。

ホームページの設計が悪い

ホームページが見にくく、読みにくかったり、情報が整理されていなかったりすると、訪問者が興味を持たずに退去してしまう可能性があります。また、問い合わせフォームが見つけにくかったり、使いづらかったりすると、問い合わせをすることを諦めてしまうこともあります。

必要な情報が不足している

訪問者が問い合わせをする前に、必要な情報が提供されていない場合、問い合わせをするモチベーションが低下する可能性があります。問い合わせへの導くには、訪問者の欲しいという欲求に応え続けることが必要です。そのために、訪問者の立場に立って情報を発信していく必要があります。

ターゲット層がずれている

ホームページのターゲット層が設定されていないか、不適切な場合、訪問者が「自分が欲しい情報が載っているとは思えない」と判断され退去してしまう可能性があります。

SEO対策が不十分

ホームページが検索エンジン上位表示されていない場合、訪問者がアクセスする機会が少なくなりますSEO対策を充実させることで、ホームページへのアクセス数を増やすことができます。

2. ホームページからの問い合わせを増やす施策8選

ホームページへの問い合わせを増やす施策

(1)ホームページの見直し

①レスポンシブ対応の実施

レスポンシブ対応とは、スマートフォンやタブレット端末など様々な端末でウェブサイトを閲覧した際にも、適切に表示されるようなデザインにすることです。

近年はスマートフォンなどのモバイルデバイスでのアクセスが主流になっており、パソコン表示を前提としたサイトデザインのままでは、ユーザビリティが著しく低下してしまいます。マルチデバイス対応のレスポンシブデザインで構築することが求められています。

レスポンシブ対応の実施にあたっては、HTMLやCSSの知識が必要となります。より高度なスキルも求められますので外部に委託する場合はしっかりとその実力を見分けるようにしましょう。

②デザインの見直し

ホームページのデザインは、インターネットの発達や表現技術の発達で、多種多様な表現が可能になりました。
デザインで企業のイメージを個性を伝えることが可能となった今、デザインの見直しは、企業の魅力や価値を高めるより重要な要素となっています。デザインは、ユーザー体験に大きな影響を与え、ユーザーがホームページに滞在する時間や、商品やサービスを購入する確率にも影響を与えます

デザインの見直しにあたっては、以下の点を考慮することが重要です。

  1. 企業のイメージにあったカラーを使用したデザインとなっているか。
  2. 企業のコンセプトにあった、デザインとなっているか。
  3. 視覚的に分かりやすいデザインとなっているか。
  4. 画像や動画は効果的に使用できているか。
  5. 各コンテンツへの導線となるナビゲーションは誰にでも分かりやすいものとなっているか。

これらの要素を見直し、ユーザーが求める情報やサービスに簡単にアクセスできるようにすることが必要です。また、ユーザーがホームページ上での行動を促すために、アクション性のあるボタンやリンクを効果的に配置することも重要です。

デザインの見直しは、ホームページをより魅力的に見せ、訪問者の興味を引き、お問い合わせ数の増加につながる重要な施策の1つです。訪問者のニーズに合わせた魅力的で使いやすいデザインを実施することで、ユーザーの満足度を高め、ビジネス成果につなげることができます

③ページ速度の改善

ホームページのページ速度が遅いと、ユーザーはストレスを感じやすくなり、サイトから離れてしまう可能性があります。そのため、ページ速度の改善は重要な取り組みとなります。

まずは、現状のページ速度を確認し、改善の必要があるかどうかを把握する必要があります。Googleが提供する「PageSpeed Insights」を使って、ホームページの速度を分析することができます。また、このツールは改善策も提案してくれるため、参考にすることができます。

改善策としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 画像の最適化:画像のファイルサイズを小さくすることで、ページの読み込み速度が向上します。
  2. キャッシュの設定:ユーザーが再訪問した際に、ページの読み込み速度を向上するために、キャッシュの設定を行います。
  3. HTML・CSS・JavaScriptの最適化:コードを簡潔にすることで、ページの読み込み速度が向上します。

これらの改善策を実施することで、ホームページのページ速度を改善することができます。しかし、改善策は一回きりではなく、定期的なチェックが必要です。ホームページの更新に合わせて、ページ速度の改善も行うことが望ましいでしょう。

(2) お問い合わせフォームの見直し

ホームページへの問い合わせお問い合わせフォームの見直し

①目的別のお問い合わせフォームを用意する

ウェブサイトにおいて、お問い合わせフォームは非常に重要な役割を担っています。しかし、単一のフォームに全ての項目を詰め込むと、利用者にとって煩わしく感じられることがあります。そのため、目的別のフォームを設置することが重要となります。

例えば、商品についての問い合わせや求人に関する問い合わせなど、目的別にフォームを作成することで、利用者が必要な情報だけを入力できるようになります。これにより、利用者のストレスを軽減し迅速な対応が可能となります。

目的別のフォームの設置は、利用者との良好なコミュニケーションを確立するための重要な施策です。フォームの設計には、利用者の視点を重視し、利用者にとってストレスのないフォームを作成することが必要です

②フォームの入力項目の最適化

お問い合わせフォームは、ユーザーにとって手軽かつ重要なコンタクト手段です。しかし、入力項目が多い場合や複雑なフォームになっている場合、ユーザーのストレスにつながり、逆に問い合わせが減ってしまうことがあります。

そのため、お問い合わせフォームの最適化は重要な施策のひとつです。例えば、不必要な項目は省き必須項目も最小限に抑えることで、ユーザーの手間を減らすことができます。

また、過去に送信したデータをcookieに保存するようにしておくことで、再度同じ内容を入力する手間を省くこともできます。さらに、ボタンの配置や見た目の工夫によって、フォームの使いやすさを向上させることもできます。

お問い合わせフォームの最適化によって、ユーザーの手間を減らしストレスを軽減することができます。その結果、問い合わせ数の増加に繋がる可能性があります

(3) お問い合わせフォームへの導線を強化する

どのタイミングでもお問い合わせフォームへたどり着けるようにリンクを設置する

訪問者が「問い合わせをしたい」と思ったタイミングで、確実に問い合わせフォームへの入り口を見つけられるように導線を強化・明確化します。

画面の特定の位置に固定して表示させるフローティングボタンなど、デザインやユーザビリティに悪影響がないように導線を用意することが重要です。

リンクを設置しすぎると押し売り感が出てしまい訪問者にいらない悪感情を抱かせる原因にもなりかねません。

(4) ブログを活用した施策

①コンテンツマーケティングによるアクセス増加

コンテンツマーケティングは、自社のサービスや商品に関連する情報を発信し、興味を持ったユーザーを取り込むマーケティング手法です。ユーザーが求めている情報やニーズに合わせたコンテンツを提供することで、SEO対策やSNSでのシェア、リピート率の向上など、様々なメリットがあります。

例えば、建築会社の場合、DIYで使う道具についての記事を発信することで、興味を持ったユーザーをサイトに誘導し、企業の知名度向上やお問い合わせの増加に繋がります。また、コンテンツの質を高めることで、ユーザーからの信頼感を得られ、リピート率や口コミでの拡散に繋がります。

コンテンツマーケティングには、ブログ記事や動画、SNSへの投稿などがあります。企業がユーザーに向けて発信する情報は、その企業の強みや得意分野に関する情報である必要があります。また、商品やサービスの導入前に情報を提供することで、購入意欲を高めることができます

コンテンツマーケティングにより、興味を持ったユーザーを取り込み、信頼感を得ることで、お問い合わせの増加に繋がります。企業が自社の強みや得意分野に関する情報を発信し、自社の存在感を高めることで、顧客獲得につながると言えます。

②コメントへの返信を丁寧に行うことでファン化

ブログのコメント欄に投稿されたコメントには、迅速かつ丁寧に返信することが重要です。コメントを投稿した読者は、自分たちの意見が尊重されることを望んでいます。そして、その返信が適切であれば、その読者はブログのファンになる可能性があります。

返信する際には、相手のコメントに対して明確な答えを提供し、感謝の意を示すことが大切です。また、業界のトレンドや最新情報を共有することも、ファンを獲得するために重要な要素です。

SNS上のコメントにも同様の考え方が適用されます。SNS上のコメントへの返信を怠ると、フォロワーの関心を失い、ブランドイメージに悪影響を与えることがあります。

総じて、コメントへの返信は、お客様とのコミュニケーションを強化し、ファンを獲得するために欠かせない重要なステップです。返信を行うことで、お客様は自分たちの声が大切に受け止められていることを知り、ブランドに対する信頼感を深めることができます

(5) SEO対策

①キーワードの適切な選定

キーワードの選定はSEO施策において非常に重要な要素です。ここで言うキーワードとは、検索エンジンで検索されるキーワードのことで、自社のホームページにどのようなキーワードを設定するかによって、検索結果に表示される順位が大きく変わってきます。

まず、選定するキーワードは、自社の特徴や強みを表すものが良いでしょう。例えば、飲食店の場合は「美味しい」「おしゃれ」「リーズナブル」などが挙げられます。また、業界のキーワードや競合他社のキーワードも参考にすることで、より効果的なキーワードを選定することができます。

また、選定したキーワードは、ページタイトルやメタデータなどに適切に配置することで、検索エンジンに理解されやすくなり、検索結果に表示されやすくなります。ただし、キーワードスタッフィングと呼ばれる過剰なキーワードの使用は、逆に検索エンジンからペナルティを受ける可能性があるため、適切な量を考慮する必要があります。

以上のように、キーワードの適切な選定は、SEO施策において非常に重要な要素であり、自社の特徴や強みを表すキーワードや業界のキーワード、競合他社のキーワードを参考にすることがポイントです。また、選定したキーワードを適切に配置することで、検索エンジンに理解されやすくなり、検索結果に表示されやすくなります。

②ページタイトルの工夫

ページタイトルは、検索エンジンでの検索結果やブラウザのタブに表示される重要な要素のひとつです。より多くのアクセスを獲得するためには、ページタイトルの工夫が必要です。

まずは、キーワードを上手く盛り込むことが大切です。サイトのテーマやコンテンツに関連したキーワードをタイトルに含めることで、検索エンジンからの評価が高まります。

また、ページタイトルには、ユーザーが求めている情報や期待する内容を表現することも大切です。短くても分かりやすく、ユーザーアクションを促す文言を使うことで、より多くのクリックを獲得することができます。

以上のように
ページタイトルは、サイトのアクセス数を左右する重要な要素のひとつです。キーワードの適切な選定や、ユーザーにとって魅力的な表現をすることで、より多くのアクセスを獲得することができます。

③メタデータの最適化

メタデータとは、WebページのHTMLに記述された情報で、タイトルタグやメタディスクリプション、キーワードなどが含まれます。これらの情報は検索エンジンのクローラーによって読み込まれ、検索結果に表示される情報として利用されます。

メタデータの最適化は、検索エンジンに対して自社ホームページをアピールするために非常に重要な作業です。以下に、メタデータの最適化において重要なポイントを紹介します。

まず、タイトル分かりやすいものにすることが必要です。このタイトルタグは、検索エンジン上で表示される重要な情報のひとつであり、ユーザーにとっても重要な情報源となります。

また、メタディスクリプションは、Webページの説明文として検索結果に表示されます。こちらも簡潔で分かりやすいものにすることが重要です。特に、競合他社と差別化するために、自社の特徴や強みをアピールするテキストを入れることが効果的です。

以上のように、メタデータの最適化は、検索エンジン上位表示にとって重要な要素のひとつです。適切なタイトルタグやメタディスクリプションを設定することによって、ユーザーに自社ホームページをアピールし、お問い合わせの増加につなげることができます

(6) SNSを活用した施策

①SNSアカウントの開設

まず、どのSNSアカウントを開設するかを検討する必要がます。Facebook、Twitter、Instagramなど、各SNSには特徴があります。例えば、Facebookは情報発信やコミュニティ作りに向いており、Instagramはビジュアルマーケティングに適しています。企業の目的に合わせて、適切なSNSアカウントを選択することが重要です。

次に、アカウントの設定を行います。プロフィール画像やヘッダー画像の設定、企業情報の記載、投稿頻度や投稿時間の決定などが必要です。また、フォロワー数を増やすために、他のアカウントとの交流やハッシュタグの活用も重要です。

SNSアカウントを開設することで、企業と顧客のコミュニケーションをスムーズに行うことができます。また、SNS上でのキャンペーン企画などを行うことで、顧客の参加やシェアによる認知度の拡散が期待できます。ただし、適切な情報発信とコミュニケーションを心掛けることが重要です。

(2) SNS上でのキャンペーン企画

SNSは多くの人が利用する場所であり、キャンペーンを展開すれば多くの人にアプローチすることができます。SNS上でのキャンペーン企画は、お問い合わせ増加に向けて有効な手段です。

キャンペーンの内容としては、フォロー&リツイートキャンペーンやクイズキャンペーンなどがあります。また、SNSを利用したキャンペーンでは、ハッシュタグを使うとより多くの人の目に止まりやすくなるため、適切なハッシュタグを設定することが重要です。

キャンペーンの目的は、お問い合わせ増加だけでなくフォロワー数の増加やブランド認知度の向上なども考慮しましょう。また、キャンペーンには賞品を用意することで、参加者のモチベーションを高めることができます。

キャンペーンの成功には、計画的な実施と適切なプロモーションが必要です。キャンペーン開始前には、期間や内容、賞品などを明確に設定し、計画的に実施しましょう。また、キャンペーンの宣伝は、SNS以外にもホームページやニュースレターなどで行うことで、より多くの人にアプローチすることができます。

SNS上でのキャンペーン企画は、お問い合わせ増加に向けて有効な手段のひとつです。成功には、計画的な実施と適切なプロモーションが必要です。適切に実施することで、ブランド認知度の向上やフォロワー数の増加など、様々な効果を得ることができます。

(7) ニュースレター配信の実施

②ニュースレターの設計

ニュースレターは、メールマガジンとも呼ばれ、会社や商品、サービスに関する情報を受け取ることができるホームページの利用者向けのメールです。ニュースレターは、購読者に対して、特定のトピックについての最新情報、製品情報、セール情報などを提供することができます。これにより、ターゲット層に対して、最新の情報をいち早く提供することができるため、ニュースレターは非常に有効なマーケティング手段です。

ニュースレターを作成するにあたり、送信頻度や配信形式の設定、配信時間の設定などが必要です。また、配信する内容についても慎重に選択する必要があります。ニュースレターの内容で最も重要なことは、読者が知りたい情報を提供することです。このため、読者が興味を持ちそうなトピックを選択し、魅力的な見出しを付けることが大切です。また、読者に貢献する内容であることが求められます。

さらに、ニュースレター配信先のリストをセグメンテーションすることが重要です。セグメンテーションとは、顧客を特定のグループに分類することで、それぞれのグループに合わせた情報を配信することができます。ニュースレター配信先のリストを作成する際は、業種や興味関心などに基づいて分類することが効果的です。

以上が、ニュースレターの設計におけるポイントになります。慎重に設計し、読者が望む情報を提供することで、ターゲット層との関係を深め、ビジネスの成功につなげることができます。

③送信タイミングの工夫

ニュースレターの配信は、送信タイミングによって成果が大きく変わります。一般的には、平日の午前中が最も配信効果が高いとされています。しかし、業界や対象読者層によって異なる場合もあります。

そこで、まずは業界トレンドを調査し、競合他社の配信タイミングを把握することが重要です。また、自社の読者層に合わせてタイミングを工夫することも必要です。例えば、主に会社員が対象の場合は、平日の朝や夕方よりも、休日や夜間の方が配信開封率が高い可能性があります。

さらに、送信タイミング以外にも配信回数の工夫も効果的です。一度に多く配信するのではなく、週に1回程度の頻度で配信することで読者層の疲れを感じさせずにファンを獲得することができます。

以上のような工夫を行い、適切なタイミングでニュースレターを配信することで、読者層の興味を引きつけることができ、お問い合わせ増加につながることが期待できます。

(8) 成果を測定する方法

Googleアナリティクスの導入

Googleアナリティクスは、Webサイトのアクセス解析に利用されるツールです。Webサイトの訪問者数、ページビュー、滞在時間、入力フォームの入力状況などを把握することができます。これらのデータは、Webサイトの改善やマーケティング施策の検討に役立ちます。

Googleアナリティクスの導入は比較的簡単で、Googleアカウントを作成し、トラッキングコードをWebサイトに埋め込むだけです。トラッキングコードを埋め込むことで、Webサイトのアクセス解析が可能となります。

Googleアナリティクスには、膨大な情報が含まれています。そのため、どの情報を見るか、どのように分析するかが重要です。例えば、「入力フォームの入力状況」を把握することで、フォームの改善や入力項目の見直しができます。また、「流入元」を把握することで、マーケティング施策の効果を測定することができます。

Googleアナリティクスの導入は、お問い合わせ増加に向けた施策の効果測定に不可欠です。ただし、そのためには、慣れない人でも使いこなせるように、基本的な部分を抑えることが大切です。

3. ホームページからの問い合わせに対する返信の仕方


問い合わせは、初回のハードルが最も高いため、問い合わせフォームには必要最低限の項目とするのが望ましいとお伝えしました。

そのため、初回の問い合わせだけではお客様の要望の詳細が分からないことがほとんどです。そのため、初回問い合わせに対する返答はとても重要な役割を持っています。

問い合わせを受け付けたことを知らせる自動返信

まずは、問い合わせを受け付けたことを知らせるためと、メールアドレスに不備があるかないかの確認のために、問い合わせのあったメールアドレスに自動でメールを返信させます。
もし、この時点でお客様にで確認することが定型化できるなら、自動返信メール内にさらにヒアリングすべき内容を記載したり、さらに詳しい項目を設定したヒアリング様フォームへ誘導しても良いかもしれません。

購入や申し込みにつながる情報の獲得

担当者が最初に返答するときは、購入やサービスの申し込みにつながることを意識した内容を用意しておく必要があります
お客様にとって、どのような回答をすれば一番響くのかをしっかりと見極め、返答しましょう。
もちろん、定型化できる部分は定型化しても構いませんが、あまりにも画一的になりすぎないように注意しましょう。

まずは、迅速な対応を

実は、問い合わせフォームからの問い合わせで、への対応で最も重要なことの一つは、迅速に対応することだったりします。
問い合わせ内容への回答を準備するのに時間がかかることもあると思います。
そんなときも、放置することなくしっかりとコミュニケーションをとってお客様のモチベーションを下げさせないようにしましょう

4. お問い合わせフォームの作成ツール

ここで、おすすめのお問い合わせフォーム作成ツールをご紹介します。

formrun(フォームラン)
formrunは、日本のお問い合わせフォーム作成ツールです。URLを発行するだけで、簡単にフォームを作成することができ、スパム対策やCAPTCHAの設定も可能です。フォームのデザインもカスタマイズすることができます。また、回答データの収集やCSV出力にも対応しています。
フォームズ(formzu)
フォームズは、日本のお問い合わせフォーム作成ツールです。無料版と有料版があり、ドラッグ&ドロップでフォームを作成することができます。また、スパム対策やCAPTCHAの設定、自動返信メールの送信なども可能です。フォームのデザインもカスタマイズすることができます。
Tayori(タヨリ)
Tayoriは、顧客とのコミュニケーションを管理するためのクラウド型サービスです。マーケティングや顧客サポートのためにさまざまな機能を備えており、問い合わせフォームの作成も可能です。Tayoriは、リアルタイムで顧客とのコミュニケーションを行うことができ、顧客満足度を高めることができます。
Googleフォーム
Googleフォームは、無料で利用できるフォーム作成ツールで、Googleアカウントを持っていれば簡単に利用できます。ドラッグ&ドロップでフォームを作成することができ、カスタマイズも可能です。また、回答の収集や解析機能を備えており、Googleスプレッドシートにデータを転送することもできます。
オレンジフォーム(ORANGE FORM)
オレンジフォームは、日本のお問い合わせフォーム作成ツールで、無料版と有料版があります。ドラッグ&ドロップでフォームを作成することができ、スパム対策やCAPTCHAの設定、自動返信メールの送信なども可能です。また、フォームのデザインもカスタマイズすることができます。
Contact Form 7
Contact Form 7は、WordPressプラグインとして利用できるフォーム作成ツールです。日本語にも対応しており、オリジナルのフォームを作成することができます。また、必須入力項目やメール送信先などの設定も簡単に行えます。

監修者情報

 

株式会社フォーサイトクリエイション

代表取締役 村田 雅利

大学卒業後、大手スポーツメーカーの営業としてトップの売上実績を残し、もっと営業スキルを磨くために転職した広告代理店でも年間売上数十億円と売上に貢献。そして広告をもっと深く知るために、事業モデルの構築や土地開発から関われる商業施設のプロデュース及び集客コンサルティング会社に転職。そこでは年間数億円の広告予算を預かり、広告戦略を組み立て売上拡大に貢献。その後、大手制作会社の取締役と集客コンサルティング業務の両立を経て、現在の株式会社フォーサイトクリエイションを設立。 本物のデザインを提供し、業種を問わず様々なクライアントの課題や目的に対してコンサルティングとデザインで企業の成長に貢献している。