ホームページは、企業やブランドの顔となる要素です。しかし、コンテンツ量が膨大になることで訪問者が目的の情報にたどり着けなくなったり、時間の経過とともに機能やデザインが古くなったりするため、一定の期間が経過するとリニューアルを検討しなければなりません。

ホームページリニューアルが成功すれば、訪問者の満足度が向上し、CVRの向上や商品の購入・サービスの利用につながりやすくなります。

この記事では、ホームページのリニューアルで得られる効果や失敗を防ぐための注意点について紹介します。計画的なアプローチでホームページの効果を最大限に引き出すために、ぜひ参考にしてください。

本記事を紹介している大阪のホームページ制作会社の株式会社フォーサイトクリエイションでは、ブランディングやマーケティングというプロの視点、そしてお客様という第三者視点で詳細に的確に提案・評価し、『最も効果的なホームページ制作』を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

ホームページのリニューアルで得られる効果

ホームページのリニューアルで得られる効果は次のとおりです。

  • 集客できる
  • 問い合わせ数が増える
  • 自社のイメージアップを図れる
  • 導線がわかりやすくなる
  • 定期的に更新できる

リニューアルには集客や導線の改善など、さまざまなメリットが期待できますが、専門的な知識や技術が求められる場合もあります。

正しい手順や方法に沿って対応できなければ、リニューアル作業が予定通りに進まなくなるケースが考えられます。そのような場合は、ホームページ制作を専門に手掛けている企業やサポートの利用を検討してください。

フォーサイトクリエイションでは、既存の古いホームページから新しいホームページへのリニューアルを数多く手掛けてきました。オンラインでの打ち合わせにも対応していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

集客できる

ホームページリニューアルでは、ウェブアクセシビリティに配慮した構成・デザイン・ナビゲーションによって訪問者の満足度が向上し、滞在時間が延びたり再訪問の可能性が高まったりします。

その結果、CVRの向上や商品・サービスの購入利用につながりやすくなり、口コミ効果によってさらに集客が見込める場合もあるでしょう。

モバイル対応が施されたホームページは、スマートフォンからのアクセス性が向上するため、スマートフォンユーザーの集客に効果を発揮します。

問い合わせ数が増える

ホームページ内のナビゲーションが改善されると、訪問者が必要とする情報に迅速にアクセスできるようになります。その結果、商品やサービス、その他の内容に興味をもった人からの問い合わせ数が増える可能性があります。

問い合わせにつなげるためにはユーザーフレンドリーなデザインやコンテンツの内容も絞り込む必要があります。古いホームページのままでは問い合わせが増えづらいため、デザイン・使いやすさ・内容がいずれも訪問者のニーズに合っていなければなりません。

自社のイメージアップを図れる

訪問者がストレスなくホームページを回遊してコンテンツに接すると、自社のイメージアップにつながります。

スマートフォンやタブレットからアクセスできるモバイルフレンドリーである、フォントや色が見やすいといったポイントに加えて、検索後すぐにホームページを見つけられるようにSEO対策も実施しましょう。

訪問者に好印象を与えられると、企業やブランドのイメージがプラスになります。競合他社との差別化やブランドアイデンティティの強化にもつなげられる可能性があります。

導線がわかりやすくなる

近年、「ウェブアクセシビリティ」を意識したホームページデザインが支持されています。訪問者の年齢やインターネットの利用環境、障がいの有無や程度にかかわらずホームページの情報・サービスを利用できることが、ウェブアクセシビリティの概念です。

ウェブアクセシビリティとは、訪問者がホームページ上で現在どこにいるのかを明確にし、目的の情報にたどり着けるように音や光で表現します。細かな配慮が必要になりますが、リニューアルによってデザインやコンテンツを整理し、再構築することで導線がわかりやすくなり、アクセシビリティが改善します。

定期的に更新できる

CMSは「コンテンツ管理システム」と呼ばれるサービスです。このサービスを利用してホームページを作成すると、運営者が直接ホームページを管理・更新できます。

CMSには直感的なインターフェースが導入されており、プログラミングの知識がなくてもホームページ内の画像や文字を追加・編集できます。プラグインと呼ばれるアプリケーション拡張用のソフトウェアを使えば、PDFデータの閲覧や印刷、お問い合わせフォームの設置といったホームページに必要な機能が追加できます。

従来のホームページは制作会社に更新や変更内容を伝えて対応してもらう形式でしたが、現在ではこのようなサービスを利用し、定期的に更新を実施するケースが増えています。ただし、既存のホームページからCMSのホームページへリニューアルするためには、専門的な知識が求められます。

ホームページのリニューアルに適した時期は?

ホームページのリニューアルは、3〜5年程度が目安といわれています。

訪問者が一般のユーザーや消費者の場合は2,3年に1回のスパンが理想的ですが、BtoB企業では訪問者が事業者や特定の顧客のため、頻繁にリニューアルせず5年前後での見直しが良いでしょう。

5年以上変更がないホームページは、内部の機能やセキュリティが古いままでありCVRやPV数が低下する可能性があります。デザインも古いままのため、訪問者が見づらいと感じるかもしれません。

リニューアルは3〜5年で必ず実施しなければならないものではありませんが、より良いホームページを目指す場合は積極的に検討したいところです。

ホームページのリニューアルを失敗させないための注意点

ホームページのリニューアルを失敗させないための注意点は次のとおりです。

  • 社内で作成が難しい場合は無理やりリニューアルを進めない
  • 目的が曖昧なままリニューアルを進めない
  • 古い情報を載せない
  • コンテンツを減らしすぎない
  • 手を加えすぎない
  • デザインだけにこだわりすぎない
  • SEOの知識がないまま進めない

ホームページをリニューアルするときは、リニューアルが進められるかを検討してから、目的を設定します。変更点や改善点をしっかりと洗い出す作業が必要になります。

フォーサイトクリエイションでは、SEOを押さえたホームページ制作を数多く手掛けてきました。上記の注意点を踏まえて、ニーズに合ったホームページの作成をサポートしています。

戦略とデザイン性を組み込んだオンリーワンのホームページは、フォーサイトクリエイションへお問い合わせください。

注意点①社内で作成が難しい場合は無理やりリニューアルを進めない

リニューアル作業を運営者自身が対応するケースでは、対応するスタッフを集めてスケジュールやリニューアル内容を洗い出し、割り振りを決めて作業します。

社内だけですべての作業を完結させる場合は、一人ひとりのスタッフに負担がかかる可能性があります。ホームページの作成が難しいときは無理にリニューアルを進めず、制作会社への依頼をおすすめします。

ホームページ制作会社は制作に実績やノウハウをもち、ホームページの種類や目的に合わせた対応が可能です。

注意点②目的が曖昧なままリニューアルを進めない

リニューアルは、既存のホームページを新しいものにアップデートする作業です。重要なポイントとして、「目的を曖昧なままにしない」点が挙げられます。

曖昧な状態でデザインやコンテンツだけを変更しようとしても、視覚的な変化しか得られず成功を実感しにくくなる可能性があります。方向性が欠如しているため、「何を達成したかったのかがわからない」という結果となり、CVRやPV数の改善に至らないおそれもあるのです。

まず、新しいホームページを作る目的や古いホームページの改善点、リニューアル後の状況を評価する基準を明らかにしましょう。目的が明確にならないままリニューアルを行うと、問題点が解決できていないまま新しいホームページができあがり、期待通りの成果が得られにくくなります。

注意点③古い情報を載せない

古い情報、または古い情報が含まれているコンテンツは掲載しないように注意しましょう。以前提供していたサービスや事業の情報は必要なものだけに厳選し、現在提供している内容を中心に掲載してください。

注意点④コンテンツを減らしすぎない

新しいホームページでは、コンテンツの量を減らしすぎないように注意が必要です。SEOでは、コンテンツの量や内容(質)がもっとも重視されます。検索エンジンが重視している項目をカットすると、情報が不足していると判断され、評価が低下する可能性があります。

注意点⑤手を加えすぎない

リニューアル時に不具合が出てしまうケースとして、手を加えすぎるという問題があります。細かい仕様変更や機能の追加を繰り返すことで動作が遅くなったり、予期しないエラーが発生したりする可能性があるためです。リニューアルは、事前に決めた変更内容や手順に沿って進めましょう。

注意点⑥デザインだけにこだわりすぎない

理想のデザインだけを追求すると、ホームページの基本的な役割が満たせない可能性があります。もっとも重要なコンテンツや情報が整理されておらず、ユーザーが目的の内容にたどり着けないといったトラブルが起こりやすくなります。

注意点⑦SEOの知識がないまま進めない

SEOの知識がない状態でリニューアルを行うと、SEO対策が不十分である場合、掲載順位が低下する可能性があります。また、適切にリダイレクトが設定されていなければ、検索エンジンが正しくインデックスできないためランキングが失われることがあります。

ホームページをリニューアルしたらすべきこと

ホームページをリニューアルしたあとに行う4つの対応は以下のとおりです。

  • SEOへの影響をチェックする
  • 告知をする
  • 効果を測定する
  • 定期的に更新する

ホームページが完成したあとは検索エンジンの掲載順位を確認し、効果を測定しながら定期的に更新を実施します。ユーザーへの告知はホームページのリニューアル前と後の2回、またはリニューアル前に1回行ってください。

SEOへの影響をチェックする

リニューアルされたホームページは、構造やコンテンツが変わったために検索エンジンのアルゴリズムに変更が起きる場合があります。

アルゴリズムが変化すると、ホームページの検索順位やトラフィックに変動が起きたりユーザーエクスペリエンスに変化が起きたりするケースが考えられます。そのため、リニューアル後にはキーワードが適切に配置されているか、インデックスの整合性がとれているかといった影響をチェックしなければなりません。

告知をする

ユーザーへの告知は、既存のホームページがどのように変わったかを伝えるものです。これにより、ユーザー側は新しいデザインや機能に慣れる準備ができます。

事前に告知を行えば、ユーザーはリニューアルが行われることを把握できるので、アクセス数の減少を防ぐ効果が期待できるでしょう。

効果を測定する

効果測定は、リニューアルにかけたコストに対する成果を確認するものです。アクセス数やコンバージョン率など、目標として設定した数値を達成できているかを確認します。目標を達成できている場合、リニューアルの効果が出ていると判断できます。

定期的に更新する

新しいホームページに作り変えるだけではなく、定期的な更新も重要です。定期的にコンテンツを追加すれば、検索エンジンは「新しい情報を提供している(生きたホームページである)」と判断し、検索ランキングが向上または維持されます。

セキュリティ対策の面でも、定期的な更新が重要です。セキュリティに関する脅威は日々変化しており、脆弱性が発見されるたびにアップデートが行われるため、ホームページの運営者側でも対応しなければなりません。

リニューアル後も継続的に運用を行う

今回は、ホームページのリニューアルで得られる効果や失敗を防ぐための注意点と、リニューアル後に行う対応について紹介しました。

古いコンテンツを新しいものに更新し、ページ内のデザインや構成を変更することで、ユーザーエクスペリエンスの改善やブランドイメージの向上・刷新といったメリットが期待できます。一方で、SEOへの影響やユーザビリティへの配慮、効果測定を続けることがリニューアルを成功させるポイントです。

完成後もホームページの運営は続きます。継続的な運用でホームページの魅力を引き出し、リニューアルの効果を引き出しましょう。

ホームページ制作会社なら大阪のフォーサイトクリエイションへ

監修者情報

 

株式会社フォーサイトクリエイション

代表取締役 村田 雅利

大学卒業後、大手スポーツメーカーの営業としてトップの売上実績を残し、もっと営業スキルを磨くために転職した広告代理店でも年間売上数十億円と売上に貢献。そして広告をもっと深く知るために、事業モデルの構築や土地開発から関われる商業施設のプロデュース及び集客コンサルティング会社に転職。そこでは年間数億円の広告予算を預かり、広告戦略を組み立て売上拡大に貢献。その後、大手制作会社の取締役と集客コンサルティング業務の両立を経て、現在の株式会社フォーサイトクリエイションを設立。 今までの経験を活かし、営業・企画・戦略の3つの目線から業種を問わず様々なクライアントの課題や目的に対して、コンサルティングとデザインでクライアントの成長に貢献しています。