企業サイトの改修を検討されている方に向けて、ダサいホームページの改善方法について解説していきます。
残念ながら「ダサくて見にくい」「なんとなくダサい」と思われるホームページがあります。しかし改善方法がわからないというケースは少なくありません。
そこで今回の記事では、ホームページやWebサイトがダサいと感じられる要因と、改善方法について解説します。参考にしていただければ、より多くの閲覧者に受け入れられるWebサイトが完成するはずです。
本記事を紹介している大阪のホームページ・Web制作の株式会社フォーサイトクリエイションでは、ブランディングやマーケティングというプロの視点、そしてお客様という第三者視点で詳細に的確に提案・評価し、『最も効果的なホームページ・Web制作』を行っています。ホームページ制作を通してWebプロモーションを成功に導きます。 ぜひお気軽にお問い合わせください。
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ホームページ・Webサイトがダサいと感じる要因
ホームページやWebサイトを「ダサい」と感じてしまうのには、実はさまざまな原因があります。もし自社サイトの見た目が良くない…と感じてしまったなら、次の原因に当てはまるところはないか確認してみましょう。
①レイアウトのバランスが悪い
ホームページがダサいと感じる要因のひとつとして、レイアウトのバランスが悪いことがあげられます。たとえば次のようなことに該当していませんか? 【レイアウトのバランスの悪さ】
- 余白空間が極端に狭すぎるもしくは広すぎる
- 文字と画像のバランスがとれていない
- ページ内いっぱいにコンテンツが配置されている
- 下部コンテンツとの境界線が不明瞭
ご紹介したようなレイアウトであると、閲覧者は無意識のうちに「ダサいホームページ」だと感じてしまう傾向があります。
②フォントに統一感がない
フォントに統一感がないこともダサさを感じさせる要因のひとつです。フォントはWebサイトの印象を大きく左右する要素のひとつ。フォントの種類やサイズにばらつきがあると、統一感がなく洗練されていない印象を受けてしまいます。
もちろん目立たせたい部分のフォントを局所的に変えるのは効果的です。しかし優先順位がわからないほどのばらつきがあったり、複数種類のフォントが入り混じっていたりすると見た目が良くなくなります。
③使用するカラーが多い
使用しているカラーが多いことも、ダサいホームページだと感じさせる原因となります。Webサイトに使う色は4色までにするのが基本であり、5色以上になると煩雑な印象を与えてしまうためです。
ただし、使用する色の系統も影響します。極端に言えば、赤・青・緑・黄色・白など統一性のないカラーが複数使われていたら見にくく、うるさい印象のWebサイトになってしまうでしょう。しかし白・黒・グレー・ピンク・赤など、統一感のあるカラーであれば違和感はありません。
統一感がなく、さらに使用するカラーが多いWebサイトがダサく見えると考えてください。
④不要な装飾が多い
続いては不要な装飾が多いことについてです。「情報をわかりやすく伝えること」以外の装飾が多くなりすぎていませんでしょうか?たとえば次のようなものがあげられます。
【不要な装飾の一例】
- カーソルのデザインが変わったり点滅したりする
- アニメーションが多用されている
- 文字や背景が点滅する
- テキストへのマーカー装飾が多い
装飾が多いWebサイトが好まれた時代もありました。そのため今同じ装飾をしてしまうと、古臭い印象を与えます。現在の主流は、必要最低限の装飾をしたシンプルなWebサイトです。自社のホームページがダサいと感じられるなら、不要な装飾がないかを確認してみましょう。
⑤レスポンシブに対応していない
レスポンシブに対応していないホームページもダサい印象を与えます。レスポンシブ対応とは、パソコンのブラウザだけでなくスマートフォンやタブレットなど、さまざまな端末に対応する機能のことです。スマートフォンで閲覧した場合はスマートフォン閲覧用に最適化され、パソコンで見るときにはパソコン用に最適化されます。
レスポンシブ非対応のWebサイトでは、スマートフォンから閲覧した場合、パソコンブラウザ用の表示をそのまま適用します。文字が小さすぎたりページ全体が見られなかったりするため見にくく、さらにダサい印象を与えてしまうものです。
ダサいホームページ・Webサイトが与える影響
ダサいホームページやWebサイトを運用していると、せっかく運用しているのに悪影響を被ってしまうことがあります。
①企業イメージの悪化
第一の弊害は企業イメージが悪くなってしまうことです。ダサいホームページの特徴として、情報や企業のイメージが伝わりにくいことがあげられます。また古い印象のWebサイトを運用していると、「管理されないまま放置されているのでは」と思われかねません。その結果、企業イメージが悪化します。
企業のイメージが悪くなると、取引がうまくいかなくなったり顧客離れが起きたりする原因ともなります。企業イメージを保つためにも、時代に沿うWebサイトを維持することが必要でしょう。
②認知度の低下
ダサいホームページは認知度の低下につながることもあります。なぜならSEO的な問題によって検索画面で上位表示されにくくなるためです。
ある情報を検索すると、検索した方はやはり上位サイトからチェックすることでしょう。たとえば1ページ目だけをチェックして、2ページ目は見ないことも起こり得るかもしれません。そのため検索サイトからの評価を受けられず、上位表示されないWebサイトは認知度が低下しがちです。
ほとんどの場合、企業のWebサイトは認知度やコンバージョン率を高めるために運用されているもの。せっかくWebサイトを運用していたとしても、認知度向上への効果が薄れてしまうかもしれません。
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③ユーザーの離脱
ユーザーが離脱しやすくなることも考えられます。Webサイトに訪れたユーザーがいたとしても、情報がわかりにくかったり見にくかったり、操作性が悪かったりするとすぐに離れてしまう可能性が高まります。興味を持って訪れてもらったにも関わらず、すぐにWebサイトを離れられてしまっては残念なことでしょう。
そこで起きるのが集客力の低下や業績の悪化です。離脱が多いWebサイトであれば、コンバージョンを期待しにくくなります。また興味を持ったユーザーを惹きつけることも難しくなるでしょう。成果が出にくいWebサイトを運用していると、工数や人件費がかかる割に効率が悪いと感じられるかもしれません。
ダサいデザインのホームページは「見にくくユーザビリティが低い」傾向があります。ユーザーは「見やすく使いやすい」Webサイトを求めている場合がほとんど。ユーザーのニーズを満たせず、離脱を招きやすくなることも影響のひとつです。
ダサくないホームページ・Webサイトを作るポイント
ダサいホームページにはさまざまな弊害があると解説してきました。それではダサくないWebサイトを作るにはどのようなことに気をつけるべきでしょうか。自社サイトをスタイリッシュに生まれ変わらせたいと思われるなら、次の4つのポイントを実践してください。
ポイント①SEO対策を徹底する
まず重要なのは、SEO対策を徹底することです。SEO対策を行えば、検索エンジンで上位表示されやすくなりますし、自然と見やすく役立つWebサイトになります。たとえば次のようなことを意識してみましょう。 【意識すべきポイント】
- 適切なキーワードを選定する
- 内部・外部リンクを設定する
- HTML設定を適切にする
- ユーザーにとって役立つコンテンツを頻繁に更新する
- ターゲットを明確にする
特に重要なのはターゲットを明確にすることです。キーワード設定やコンテンツの内容は、ターゲットに刺さるものである必要があります。そのため最初にターゲットを明確にし、ターゲットが必要とするであろう情報を発信すればSEO効果が高まるはずです。
ポイント②トレンドのデザインを取り入れる
トレンドのデザインを取り入れることも重要なポイントのひとつです。その時代に合ったデザインを取り入れれば、ダサいホームページだとは思われなくなります。Webサイトのトレンドは頻繁に変わるため、トレンドにあわせて改修をしなければなりません。
現在のトレンドはシンプルかつ機能的であることです。以前はグラデーションや立体的に見えるボタンが流行っていましたが、現在では不必要な装飾は最低限に抑えるのがトレンド。使用するカラーも最小限に押さえて、見やすく、使いやすく、情報が伝わりやすいデザインを心がけてください。
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ポイント③ユーザー目線の導線を意識する
Webサイトを構築するときには、ユーザー目線の導線を意識するようにしましょう。導線によって読みやすさは変わり、適切に設計をすれば離脱率を低下させ、情報をより伝えやすくなるはずです。
しかし「ユーザー目線の導線」とはどのようなものか、具体的にわかりにくいと感じられるかもしれません。導線には次のような3つの種類があります。 【導線の種類】
- N型:右上から左下に向けて縦に読む導線
- Z型:左上から右下に向けて横に読む導線
- F型:リストを用意して項目ごとに読ませる導線
上記のいずれかの導線を取り入れると読みやすいWebサイトになります。もし導線を意識したWebサイト作りが行われていないと感じられたら、ご紹介した内容を参考に改修を行ってください。
ポイント④レスポンシブに対応させる
ダサいホームページにしないためには、レスポンシブ対応にすることも欠かせません。特に最近ではスマートフォンで閲覧する方が増えたため、レスポンシブ対応は必須事項と言えるでしょう。
レスポンシブに対応させることは、古い印象を与えないだけでなく、ユーザビリティを高めるためにも効果的です。ダサいホームページからの脱却を狙うのであれば、レスポンシブ対応のWebサイトを作りましょう。
ホームページがダサいならその原因を改善して
いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、ダサいホームページの特徴と改善方法がご理解いただけたと思います。「なんとなくダサい」と感じられたなら、その原因を解明して、適切に対処していくことが必要です。
もし自社内での改修が難しい場合は、ぜひフォーサイトクリエイションにご相談ください。さまざまな業種・業界のWebサイト制作を手がけてきた経験から、集客力や信頼性を高めるデザインをご提供します。
大阪に拠点を構えるフォーサイトクリエーションでは、大阪だけでなく、京都・兵庫・神戸など関西エリアのホームページ制作会社情報もご紹介しています。
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監修者情報

株式会社フォーサイトクリエイション
代表取締役 村田 雅利
大学卒業後、大手スポーツメーカーに入社し営業としてトップの売上実績を残し、もっと営業スキルを磨くために転職した広告代理店でも年間売上数十億円と売上に貢献。 そして広告をもっと深く知るために、事業モデルの構築や土地開発から関われる商業施設のプロデュース及び集客コンサルティング会社に転職。 そこでは年間数億円の広告予算を預かり、コンセプト開発や広告戦略を組み立て売上拡大に貢献。その後、大手制作会社の取締役と集客コンサルティング業務の両立を経て、現在の株式会社フォーサイトクリエイションを設立。 今までの経験を活かし、営業・企画・戦略の3つの目線から本物のデザインを提供し業種を問わず様々なクライアントの課題や目的に対しコンサルティングとデザインで企業様の成長に貢献しています。 そうすることにより、良い企業、良い商品、良いサービスに溢れた社会を子供たちに残すことができると確信し、日々努力しています。